仁美

Hello.1986年12月23日生まれ

仁美

Hello.1986年12月23日生まれ

マガジン

  • 1990年9月20日

    1990年9月19日、私の母である孝子は、私と私の母方の祖母、つまり、孝子の母である清子(きよこ)の目の前で餅を詰まらせ、翌日、救急搬送された病院で亡くなりました。 母は、当時、34歳でした。 餅を詰まらせて亡くなるような年齢ではありませんでした。ただ、母は、予てより心身症を患っており、母の心身の状態は、芳しくありませんでした。 どうして母が死ななければならなかったのか、娘である私は、今も考え続けています。

  • 特発性下肢リンパ浮腫

    2000年7月(中2の夏休み開始直後)、私は、所属していたバレーボール部のブロック練習中の怪我(正確には、適切な治療をしなかったこと)が原因で、特発性下肢リンパ浮腫(ふしゅ)を発症しました。 特発性とは、原因不明の、原因を特定できないという意味で、リンパ浮腫とは、リンパ管由来のむくみという意味です。 リンパ浮腫は、あまり聞きなれない病名かもしれません。 リンパ浮腫には、婦人科系などの手術後のリンパ管の損傷が原因で起こる[二次的疾患]が由来の[続発性リンパ浮腫]と生まれつきという意味の[原発性リンパ浮腫]があります。 また、患部の違いによって、上肢か下肢という区別もあります。 乳ガンなどの治療(手術・放射線治療)をした場合は、上肢に浮腫があらわれ、子宮系や前立腺がん等の治療をした場合は、下肢に浮腫があらわれると言われています。 私が医師に診断されている病名は、原発性下肢リンパ浮腫です。

  • 精神科通院記録

    このマガジンでは、私が精神科を受診した際の記録を綴ろうと思っています。 通院歴について 2007年10月、当時20歳だった私は、生まれて初めて精神科を受診しました。その精神科は、総合病院内の精神科でした。 半年間の通院の後、当時勤めていたアルバイト先を解雇されたことがきっかけで医療費の支払いに不安を覚えたことから通院を終了しました。 その後、2010年3月に別の総合病院の門前診療所内の精神科を受診し、その精神科には、2013年4月まで通院を続けました。 その後いくつかの精神科に通院しています。

  • 仁美の瞳~I am a dreamer~

    未定 君と僕との………

最近の記事

はやくしにたい

はやくしにたい

    • 私は、誰かの家に行ってはいけない。

      子どものころ、家にいることがつらくて、幼稚園が終わるとすぐに年の近い子がいる近所の家に遊びに行った。 そんな日々が続いたある日、いつものように近所の家に遊びに行ったら、「◯◯は、まだ帰ってきてないの」と言われた。年の近い子は、私より一学年年上だったから、私より先に小学生になっていた。 「◯◯くんが帰って来るまで待たしてもらえないかな」と思ったけれど、家に入ることを許されることはなかった。次の日もその次の日も同じだった。 ああ、私は、この家にいることをよく思われていないん

      • 早く死にたい

        早く死にたい

        • また明日。

          自分のことを考えているつもりで、誰かのことを考えていて、誰かのことを考えているつもりで自分のことを考えてる。それっておかしいね。そうでしょ? You think you're thinking about yourself, and you're thinking about someone else, and you think you're thinking about someone else, and you're thinking about yourself. T

        はやくしにたい

        マガジン

        • 1990年9月20日
          2本
        • 特発性下肢リンパ浮腫
          3本
        • 精神科通院記録
          0本
        • 仁美の瞳~I am a dreamer~
          2本

        記事

          とびらを開けられない

          私の母は、1990年9月19日に私と母方の祖母の目の前で餅を詰まらせ、翌20日に亡くなりました。当時、母は、34歳で、私は、3歳でした。 あのときのことを生涯、私は、忘れないでしょう。 あのとき、私と母は、母の心身の病(心身症)が悪化したことにより、私の実家を離れ、母の実家に身を寄せていました。 優しかった母方の祖父母は、母を心配し、私を可愛がりました。 深く愛されていたと思っています。 あの日、母が餅を詰まらせたとき。 母と一緒にいたのは、私と母方の祖母の2人だけ

          とびらを開けられない

          she hula hoop

          There was no such child そんな子いなかったわ There was no such child そんな子いなかったのよ Everyone says in unison 皆、口を揃えて言う she hula hoop 彼女はフラフープ Grim Reaper's companion 死神の仲間 Concorde Drive/RAVEN https://www.joysound.com/web/search/song/46088 #JOYSOUND

          she hula hoop

          fluctuating morality

          she is broken 彼女は壊れてしまった "Don't come near me, get out of here" 「近づくな、ここから立ち去れ」 Everyone said so and chased her away みんなそう言って、彼女を追い払った she kept falling down the stairs 彼女は、階段から転がり落ち続けた she couldn't get close to her 彼女は、彼女に近づけなかった she co

          fluctuating morality

          requiescat in pace

          I want to die like this このまま死にたいんだ I couldn't do what I was told 言われた通りにできなかった I couldn't do it the way I wanted 思い通りにもできなかった To begin with, I didn't really know what I wanted to do そもそも、どうしたいのかもよくわからなかった I wanted to rest 私は、休みたかった I c

          requiescat in pace

          天国に空席はない

          彼女の母親が亡くなったとき、彼女は、彼女の母親とともに彼女の母親の実家に帰っていた。 優しい母方の祖父母。そして、母。 それがその家での彼女の家族だった。 彼女の母親の兄夫婦やその子どもが彼女を虐げるなんてことは、決してなかった。 ただ、彼女は、疎んじられていただけだ。 できるだけ、自分たちのところから離れていてほしい、それが彼らの願いだった。 彼女は、彼らと同じ食卓を囲むことも許されなかった。 椅子は、6つしかなかった。 流し台  ◯ ◯ ◯ 納 ● ◯ 屋

          天国に空席はない

          序章 パンがないならご飯を食べればいいじゃない

          彼女は、子どもの頃、母方の祖母に訊かれたことがある。 「仁美ちゃん、パンが切れているのだけれど、今日は、ご飯でいい?」 彼女は、それを聴いて、自分が蔑ろにされているのではないかと思った。 「大人にはいろいろ都合があるのよ。だから、あなたは、我慢しなさい」 そう言われている気がした。 だから、彼女は、ひとこと言った。 「パンがいい」 それを我儘だと言う人もいるだろう。 「これだから一人っ子は」と言う人もいるだろう。 …彼女は、選ぶことが出来ない大人になった。

          序章 パンがないならご飯を食べればいいじゃない

          Crazy mama

          It's over, already 終わりなんだ、もう It's already over とっくにもう終わってる It's over, already 終わってるんだ、もう It's nearing the end 終わりに近づいてる Hey, you! Hey, you! Hey, you! You are… You are crazy あなたは狂ってる Your mother was called "Crazy mama" あなたの母親は、"Crazy

          Crazy mama

          No one's coming anymore

          She was mentally ill 彼女は、精神を病んでいた It's been a long time since もうずっと前から Maybe he was sick before he was born もしかしたら、生まれる前から病んでいたかもしれないんだ she killed herself 彼女は、自分自身を殺した I had no choice but to do that そうするよりなかったんだ she was smiling in her

          No one's coming anymore

          everything is gone

          Where do you run away? 逃げるってどこに stay away できるだけ遠く stay away できるだけ遠く (as far away from here as possible) I have to run away 逃げなきゃいけないんだ But I can't escape でも、私は逃げられない I can't run away 私は逃げられないの I've been here forever 私はずっとここにいる forev

          everything is gone

          I sick

          This guy again またこいつか I get tired talking to this guy こいつと話すと疲れるんだよな I hear that voice そんな声が聴こえる No! It's not a hallucination 違う! 幻聴じゃない I was born to be able to hear someone's heart 誰かの心の声が聴こえるように生まれただけ

          Were you there?

          There was no such child そんな子いなかったわ There was no such child そんな子いなかったのよ Everyone says in unison 皆、口を揃えて言う she hula hoops 彼女はフラフープ Grim Reaper's companion 死神の仲間 ※Were you there?=あなたいたの?

          Were you there?

          I know

          sorry… I know… I know… ごめんなさい… わかってる… 知ってる… It's my fault 悪いのは私 But what should I do? でも、どうしたらいい you tried hard enough あなたは十分頑張った Really? 本当に? Is it okay to think so? そう思っていいの? It's okay 構わないよ