余計なケチがつかないように上手にやってほしい。現場からは以上です。
日本感染症学会と日本化学療法学会が合同で、塩野義製薬が開発した新型コロナ治療薬「ゾコーバ」の早期承認を求める提言書をした件について、手を洗う救急医Takaこと木下喬弘医師がわかりやすく解説していた。
塩野義さんは私的にはゾフルーザ以降この分野に関してあまり信用していないのだけど、それはともかくTaka先生の解説は本当にわかりやすかった。
個人的にはTaka先生もおっしゃってたように、第3相の結果を待てばワンチャンいい結果が出るかも?と思うし、ここで提言しなければ少なくとも利益相反や非科学的うんぬんで突っ込まれて変なケチがつかなくて済んだんじゃないかなーという気がする。
あと催奇形性の問題があるとすると、重症化リスクがない軽症患者でも、結局妊婦や妊娠の可能性のある女性は使えないってことなんだろうし、薬屋としては相互作用が多いというのも嫌だなーとは思う。
それでもちゃんと効果があるなら価値はあると思うし、しばらく動向をうかがっておこう。
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