専攻

私の最終学歴は大卒です。
でも、自分の中では
文学部歴史学科古代日本史コース専攻卒業
って言いたい。

履歴書にはわざわざそうやって書いてます。
文学部卒業で十分なのですが。

それくらい、自分の学歴にこだわってる。というかそれくらいわたしは歴史が勉強したくて大学に入ったってことを主張したい。
大学って好きな勉強するところでしょ?って。

でも大学2年になったころに気づいた。

あれ?私社会人になったらどうやって稼げばいいんだろう?

ちゃんと大学に入ったら、社会人に当たり前になれると思っていたのですが
文学部とは1番当たり前の社会人から遠い学部というのを
就職活動をする前に知った。

歴史は商売にならない。
それは歴史を学んでいたらわかるでしょう、と今なら思う。

歴史書を作っているのはいつも権力をもっているひと。
つまり、お金や人を雇える人じゃないと歴史には関われない。
なぜなら、過去の事実を調べても参考にこそなれ
未来がわかるわけでも、ご飯が食べれるわけでもない。

権力者の道楽にすぎない。

・・・そこに思い至った時の私の絶望たるや。
何のために、地方の田舎からこんな都会に来たのかと。

それから、早十年。
いま、空前の歴史ブーム(歴女ブーム)が続いている。

それでも、単なる歴史好きが億万長者になった話を聞かない。
なんでだろう。

ということで、そんなマガジンを作ってみようと思う。
続くかわからないけれど。

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