見出し画像

今週の株式市場の振り返り

日経平均株価

28,478円で始まり14日は28,124円で引けた。

スクリーンショット (17)

一時28000円台を割ることもあったが日銀が701億円の買い入れなどもありなんとか28000円台をキープして今週を終えた。
三角持ち合いはどちらかというと下向きなため今後アメリカ市場の回復や日経平均に対する良いニュースがないと少し雲行きが怪しくなってきている。
ファーストリテが好決算を出すなど日経平均寄与度が高い銘柄の決算に注目、株価指数だけでは判断できない業種別寄与度などに注目していくことがとくに大事な期間になってくる。

NYダウ

36,175.21ポイントで始まり35,996.43ポイントで引けた。
週の前半ではNASDAQが売られ、ダウが上昇していたが週の後半になるとNASDAQが上昇しダウが下落

スクリーンショット (19)

NASDAQ

NASDAQは金利の問題で一番乱高下している。
年初からは約5%下落しており現在は100日移動平均線のラインで行ったり来たり、FRBの発言や指標に大きく左右されており現在10年債利回りが再び1.8%代に突入しようとしていることを考えると上値は重い状況が続きそう。

スクリーンショット (21)

今週何が起きたのか?

12月小売売上高の発表があり市場予想はまちまちだったが横這い予想に対し前月比1.9%減少した。11月の0.2%増からマイナスに転じ、10ヵ月ぶりの大幅な落ち込み。
しかしその前に発表された12月の消費者物価指数は前年同月比の上昇率が7.0%と39年半ぶりに7%台を記録するなどまちまちの結果が出てきている。

まとめ

基本的に株価に対してはネガティブなニュース・動きが多い一週間だった。また、しばらくハイテク銘柄には金利上昇などネガティブ要因が多く、VOOやVTIなど積立の定番商品もGAFAMの構成比率が高く伸び悩む期間になる可能性が高い。
そう考えるとQYLDなどS&P500の中で配当利回りの良い銘柄を集めたものなどハイテクではないS&P500銘柄の寄せ集めETFに投資するのも一つの手ではないかろうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?