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月の引力と私たちの身体の関係

女性は月のリズムを意識して

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最近は、女性の生理を「セイリ」と言うようになりました。
昔は、「月経」、月のもの(メンス=month)、と言いました。

身体を表す漢字にも「月」が付いています。
それだけ、身体と月の関係、女性の生理と月の関係は深いはずです。

新月から満月、満月から新月の周期は、約15日(14.8日)毎です。

海の満ち潮・引き潮は、ご存じのように、月の引力が影響しています。

私たちの身体の中にも、海(体液・血液が0.9%の塩水)があります。

ですから、私たちの身体も、同じ様に、月の影響を受けています。

月のリズムの参考図書

『月の癒し』(著:ヨハンナパウンガー トーマスポッペ ・小川捷子)
という本があります。

こちらを読んで頂くと、より月のリズムについて、
理解が深まると思います。

ヨハンナ

忘れられた月のパワー

様々な自然現象が「月の運行」と密接に関係がある事を
私たちの先祖は感覚で知っていました。

海の満ち潮、弾き塩は月のパワー(引力)によるものだという事は
周知の通りです。

月の引力の影響力はすっかり忘れ去られています。

近代科学の発達や盲信により、経験に根差したそれまでの知識が、
ほとんど迷信の領域として扱われているからです。

月の満ち欠けの周期を基にした暦=太陰暦

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多くの民族が月(太陰)の満ち欠けを基準にした『太陰暦』を基にして
生活してきた事からも、それは分かります。

月の満ち欠けの周期を基にした暦(暦法)である。
その周期を朔望月といい、1朔望月を1月とする。
なお、「太陰」は「月(天体)」の意味である。
陰暦(いんれき)とも言われる。
「太陽暦」(陽暦)の対義語である。

人の生死と月の満ち欠け

人の生死はこの潮の満ち引きに関係があると言われています。

「人は満ち潮のときに生まれ、引き潮のときに息を引き取る」

また、満月の日は、出産が多いとも言われています。

千年以上も昔に、陰陽師が作ったとされる『知死期(ちしご)表』というものがあります。

「死期(息を引き取る時刻)を知る」表で、月の出入りと潮の満ち引きから割り出しているそうです。

月の引力と身体の関係

私たち人間の身体の体液が0.85%の塩水である事を考えると、
月の引力が私たちの身体の海に影響を及ぼしている事は、
十分考えられる事です。

女性の『月経』の周期が月の公転周期、
すなわち月が地球を一周する期間とほぼ等しいのも、
月の引力が影響していると考えられるでしょう。

月の引力と女性の生理に関しては、後程、記事に致します。


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