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50歳からの体力の衰えは侮れない

この僕のnoteを読んでいる方の中には、40代の方、30代の方もいらっしゃるかもしれません。

そういった方々にとって、50代の体力の衰えは、なかなか想像しがたいかと思います。

僕も経験があるのでわかりますが、30代40代の体力の衰えは、自分が死に向かって体が動かなくなっていくという恐怖を感じるものでした。

しかし、50代に入ってからの体力の衰えは、疲れる、体の動きが悪くなるという抽象的でなものではなく、もっと具体的なものになります。

例えば、老眼。

50代になると、スマートフォンの小さな画面が、苦痛になります。スマホと目の距離、スマホを見る角度を変えないと読めないことが日常的に起こります。ネタじゃないんです。この煩わしさは。実際に老眼になってみないわからないかと思います。

また、50代になると体調不良が頻繁に起こります。特に何も理由がないのに眠れない。逆に起きれない。頭がぼーっとして集中しない。そういったことが、何もなくても日常的に起こります。故に、書類作成やパソコンでの作業が捗らない。自分にイライラすることも少なくありません。

そして何より恐ろしいことに、大きな病気のリスクが格段に高くなります。特にがんのリスクは大きく、身の回りで大病にかかる人がどんどん増えていきます。自分も大丈夫かな…と不安になる事が日常的に起こるでしょう。

さらに他にも、集中力が落ちる。手が震える。忘れ物が増える。ストレスを感じやすくなる。などなど、「体力が落ちた!」と感じることとは別の、老化現象が増えてきます。

そんな状態で、男1人50歳、これから頑張って生きていくとしたら…どうしても悲観的に成らざるを得ません。

この悲観的になってしまう現実から逃げ出したいと思ったら、やる事はたったひとつ。前に進むのみ。

結婚相手を探し、家庭や子供を作る。しっかりとした仕事を探すか、自分で起業して将来のお金を確保する。周りの人に認められる行動を起こし、社会的地位を確立する。どれも年齢を考えれば一筋縄で行くものではありませんが、やるしかありません。

先日、【池袋暴走事故】と呼ばれる事件の裁判がありました。上級国民と称されているお爺さんが、衰えからブレーキとアクセルを踏み間違え、母親と小さな子供を車で轢き殺し、さらにその事実を認めず車のメーカーのせいにし、被害者遺族に苦痛と絶望を与え続けたという事件です。

皆さんがそのニュースを聞いてどう思ったか分かりませんが、僕はとても悔しく思いました。「家庭」も「金」も「名誉」も全て持っている老人が、被害者の心を逆なでするような、あんな証言をするなんて…。

※彼の家族には罪はありません。

人間の衰えは本当に危険です。でも、その事実から目を背けず、自分を過信せず、正しく生きることはできるはず。

僕は日々、自分の体の衰えを感じて生活していますが、人間として間違った生き方だけはしないようにと心がけています。

今日も良い日でありますように!

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