『ライトハウス』

今夜から大雨になるらしいです。

頼むってまじで……。

今日は映画館をはしごして、スーパーヒーロー戦記とライトハウスを見ました。戦記は別にいい。すごく良かった。涙出たね。

で、ライトハウスの感想を書きます。
ごめん!なんも分からんかった!なーんも、分からんかったの!!
申し訳ないですね。
なんも分からんけど、惹きこまれる。それってすごくないか?
2001年見たときを思い出した。なにも分からないまま進んでいくのに惹かれていくって、相当なパワーよ。

ずっとモノクロで進んでいくから、情報量が少ないんですよね。モノクロ映画って初めて見たんですけど、普段色からどれだけの情報を得ているか気づけた。単調に見えるかと思いき、不思議な魅力があって、綺麗で惹きこまれるシーンもいくつもある。割と序盤に出てくる、水面に灯台の明かりが反射してるシーンとか。それと同時に、考えさせられるというか、意味があるのだろうか?ないのだろうか?みたいな……
そして段々、現実と幻の境界が分からなくなっていく。登場人物が酒におぼれ、嵐に翻弄されていくと私たちも「あれ?これは本当に経験していることなんだろうか」「さっきと矛盾してるけどどっちが現実?」ってあわあわする。あと、「えっ今のシーンなに?必要??」とか思う場面も多々ある。それも含めて考えさせられる。
現実の日誌からも着想を得ているからリアルなんでしょうか。2人いるとはいえ、脱出できない孤島にいたらそら狂いますよね。

この映画の登場人物って4人しかいなくて、実質2人なんだけど、もうね……圧倒されるんですよ。そのキャラクターに、演技に、モノクロの世界でもお構いなしに。
段々とおかしくなっていく様子は怖いし、狂気でいっぱいになって色々やばいことをしでかしているときの目、汚い言葉の吐き方、どれをとっても最高。モノクロだったからいいんだと思う。

あーーー難しい。見てからもう何時間も経つのにまだ考えている。まとまらない。
解説記事とかいろんな人の解釈を浴びたい。そのうえでまた見れたらいいな。多分、こうやってカルト的な人気が出るんでしょう。
A24作品は大衆受けするものと一部に受けるものの二種類があるとおませちゃんブラザーズの動画で予習していたんです。ライトハウスは後者かな?と思うけど、どうだろう?

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