お客様だよ!『シャイニング』を見てきました

祝日ありがたい!午前十時の映画祭で公開されたシャイニングを初日に見れた!わーい!!
ホラーはそんなに得意じゃないので大丈夫かしら……と思っていったんですけど大丈夫でした!レッドラム……レッドラム……
キューブリック作品は2001年に続いて2本目なんですが、次も何か見れるだろうか。時計仕掛けのオレンジとか、怖くて怖くて。

すごいな~と思ったのは、グロテスクさや奇妙さがないのに、とにかく何かずっと「不安」があったこと。
いやそれはやっちゃダメでしょ、悪いほうに転ぶぞ、あ~、ああ……みたいな……伝わりますか……?
悪い時に悪いことって続くよな。人生と一緒かもしれん。
というか、最初に労働契約結んだときの「僕は大丈夫です」みたいな台詞でもう「フラグじゃ~ん」って思ったもんね。ポスターがあれだしね。お客様だよ!
2001年の時にも思ったのは、音楽の力がすごい。とにかく不安をあおる。怖い怖い。

あと純粋に、ジャックニコルソンが怖すぎる。
おかしくなっていく演技がうますぎ。異常性がすごい。
シェリーデュヴァルの恐怖におびえる表情もよかった。

それでまだ調べてもいないのでこれは私の解釈なんですけれども。
ジャックはあの世のものを体内に入れてしまったから(お酒を飲んでおつまみを食べた)取り込まれて狂っていってしまったのではないかと。黄泉戸喫みたいな。
いわゆる異世界的な話でもよくありますよね。親切な人がいても会話したり食べ物を食べたりしてはいけないぞ、と。
だからあのバーでお酒を口に入れたあの瞬間、それより前にも兆候はあっただろうけれど、おかしくなるのに拍車がかかったんじゃないかな。
と、思いました。
なんとなく「トランス」という姓もあやしく感じてしまいますね。綴りが違うけどさ。

今回上映されたものは北米版だったので、国際版だとどう違うのかも気になります。どこがカットされてるんだろう。30分も……


今日見た字幕だと「展望ホテル」だった。

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