大海原を知り、彷徨う私達
なんか壮大なタイトルになっちゃった。
どうも50(ごじゅう)です。
私は大学生になって沢山の経験をしました。専門的分野を学び、趣味に打ち込み、自分がADHD中途症状の双極性障害の可能性があることを知り、髪を染めピアスを開け、バイトで社会に触れ、恋愛をして・・・
この3年はとんでもなく濃かったです。後悔もない。
一見聞こえは良いですが、今悩みがあります。
それは、やりたいことが分からない。
「井の中の蛙大海を知らず」という言葉があるように、高校で知り得なかった事も大学入ってから広~~い世界を知り、今のままでは将来通用しない・自分が納得いかないなと気付き不安になりました。
就活前の私にとって「社会」は不安だらけです。
社会に出たら成功しなければならない。人間関係が良好でなければならない。お給料が高くなければならない。結婚しなければ、子を産み育てなければ、昇格しなければ、SNSで日々「映え」を発信しなければ、有名人にならなければ・・・
こんな沢山の「ねばならない」の強迫観念が纏わりつく・つきやすいように思います。なんて息苦しい世の中でしょう。しかも中々の曲者でこの無言の同調圧力や偏見は、ねばねばの納豆のように離れません。
「知らなかった事を知る」ってとてもエネルギーが必要だと思います。ジェンダーや児童虐待、報道されない政治や社会の動き…沢山の問題がありますが、不当な扱いや差別が、学んでる広告や大好きな漫画やアニメにも刷り込まれ、世に溢れ、それを何も気付かず消費してのうのうと生きていた自分に気付いた時は相当ショックでした。
嗚呼、世の中本当に「不平等」なんだと。高校時代大好きな漫画でそんな台詞があり、涙を流し心に刻んだつもりでしたが、当時の私は「金持ちと貧乏」以外の格差や差別を知らなかったんだと思います。でも二十歳を超え、ちょっぴり社会を知り自分の心にある差別や偏見に気付くきっかけが増えるようになりました。
「今は個性を大切にする社会!」←でも個性を出せば眉をひそめる。
就活では夏は暑く冬は寒いスーツを着用して、足が痛くなるヒールを履き、主体的装飾ではなく「マナー」と言われる化粧にネイルにヘアスタイル。就活セクハラは増え、面接で鬱病や発達障害を話せば煙たがられる傾向はまだ残ってる。ざけんな~~~~~~!!って感じですよね。スーツで個性を殺して履歴書で個性を見せる。そんな毒にも薬にもならない言葉ならいっその事クソくらえです。
アメリカでは人種や宗教だけでなく、性別や年齢も面接では聞かないみたいですね。日本では当たり前に聞く項目と認識してたので驚きました。就活だけでなく、よく考えれば意味ないルールじゃね?みたいなものは、まだまだ沢山ありそうです。ルールって結局作る側の「都合」が悪くない程度に調整されたものだと思うから。
こんな矛盾だらけな社会で私達は今生きてます。
やりたい事が分からない私ですが、人は皆それぞれ目的地があり、自分に合った船やタイミングで、舵を取るのだと信じています。
就活前でなんとなくもやもやして、共感してもらえる人がいたら嬉しいな~と思い記事にしました。最後は最近聴く曲紹介して終わりたいと思います。
宜しく候。
50