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整備士の必須ツール

こんばんわ。

今日は整備士の必須ツールについて書いてこうと思います。

今の時代で整備士の必須ツールと聞いて思い浮かべるのってなんでしょうか?
スナップオンやマックの工具?
クニペックスのニッパー?
ヴェッセルのドライバー?

確かに間違いでは無いですが、工具をブランドに拘らなくても作業は意外に進めれます。
ブランドの工具は使い易いのも事実ですけどね、現場での応急作業には間に合わせの工具を使用する事もあるので、今の時代にブランドの工具は必須とは言えないかもしれませんね。

今の時代に整備士に必須のツールは

①診断機(故障診断のスキャンツール)
②ファイネス(データ)

この2点のように思います。
なんでかと言うと理由は簡単で、今の車はコンピュータの制御が物凄く深い所まで進んでるからです。総合的に制御している関係上、闇雲に分解するわけにもいかず、まずは車の状態を診断機を利用して知る事からスタートになります。

診断した得たデータを元に車の基準値をベースに故障箇所やエラーを調べる作業は意外に多いんですよね。基準値を知るには自分はファイネスを利用しているので記載しましたが、もっと抽象的に言えば整備する車の事細かなデータが欲しいという事なんです。

基本の値がないと不具合かどうかわからない数値も中にはあるので、そういう具体的な数値を追いかけるにはデータが必要なのは言うまでもありませんよね。

実際、故障修理以外にも一般的なメンテナンスでさえ診断機やファイネスを利用するケースは増えています。
例えばブレーキ周りの整備に於いて、電動のサイドブレーキの解除なんかも診断機やファイネスが活躍するケースがあります。メンテナンスモードに移行する手順だったりですね。
初見でいきなり何も情報もなく作業って入れないんですよ。

いまやDIYで出来る作業は少なくなってると言えます。便利な反面、車がどんどんと電子化されて家電のようになっていますよね。
車離れもそりゃ進むよなって思います。
それでも運転はライセンスの必要な行為なので、ユーザーにももっと車の仕組み、簡単でも良いので少しだけ意識して日常的に興味を持ってもらいたいですね。



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