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渋谷『あのこのあしうら写真展3』&『あのこの汗感写真展』、嗜好がめざめる足裏フェチの世界

 渋谷Gallery Miruで『あのこのあしうら写真展3』と『あのこの汗感写真展』が開催されたのは2021年8月2日(月)~8月15日(日)。

 <足裏>と<汗感>写真の合同展示だったが、作品群を週により総入れ替えするシステムで2度おいしく味わえるギャラリー展だった。わたしはそれをしっかりチェックしておらず(ざんねん)後半だけたのしんだ。

 1週目【展示A】:8/2(月)〜8/8(日)
 2週目【展示B】:8/9(月)〜8/15(日)

◾️「#足裏フェチ」という世界

 Twitterで「#足裏フェチ」というハッシュタグを踏むと、スクロールしてもしても底がみえない深すぎる性的嗜好の沼地があるとわかる。

 はじめて見るひとは「他人の足ウラの数々」をどうにも処理しきれなくてワッ!となり、すぐに表示を閉じたくなるかもしれない。恥じらいからのページ離脱である(即、ページ直帰するひともいる)。実は、わたしがそうだった。

 なぜ、Leg(脚:腰から下、膝から下の身体)やFoot(足:くるぶしから下)にあたる部分でなくSole(足裏)に絞って検索にかけたかというと、わたしのふるい友人がソコ限定のフェティシズム(fetishism)を持っていたからだ。

 佐伯ポインティさんが運営する『猥談バー』のリアルお店舗にて、それっぽいネタがベスト猥談に選ばれているから「ふ〜ん」と察してほしい。

 Twitterで類似ハッシュタグをさかのぼるとき、「説明されても理解できない事象を解明するような気分」だったが、結果もっとわからなくなってしまった。そして、いつのまにかじぶんのほうも惹きこまれていった(ずぶずぶ)。

◾️その足がいい、君の足がいい

 伝わるかはわからないが、「その足」が好き!という足が主体の感覚と、「君の足」が好き!という顔がみえる感覚とがある。ひとくくりに足裏フェチといっても、まず大きくそこが違う場合があるのを知っておくと話がスムーズで弾みやすいかもしれない。

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 『あのこのあしうら写真展』は、"" あの子の "" というだけあって顔がみえる。モデルが誰なのかも公式WebサイトやTwitterで明らかにしている。しかも、日によっては被写体に会えるタイミングもあった。ご本人の許可がとれれば撮影OKなひとさえいたようす。

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 ……だが、わたし自身は足を主体にみる派のひとで、顔の造形や美醜のランクなんて実はどうでもよかったりする。変ないいかただが「足がカオ」みたいな。

 そうおもっている上でかんじたのが、彼女たちを意識せずともその足裏は「お見事!」だったということ。なにが?って言われそうだけど、そうなんだからしょうがない。ちなみに、じぶん用のお土産(戦利品?)に足裏だけのスナップ写真を買ってる……。よき……。あげない……。

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 ギャラリーの玄関に座っていたスタッフさん(のちに日本残業協会・会長フージー氏と発覚)と談話したとき、「誰の足裏か?がわかるとやっぱりイイ」と言われたのだが、心のなかで(アッ派閥の違うひとや!)とおもった。が、おそらく撮影担当のharryさん(@skayaa2)は「その足」「君の足」どちらの嗜好から足裏フェチがせめてきても満足できるよう作品をデザインしてくれている。すごい。需要を嗅ぎ分けている。フージーさんもこっちにくればいいのに(クイックイッ)。

◾️全国の足裏フェチさんへ

 『あのこのあしうら写真展3』『あのこの汗感写真展』には、全国から足裏フェチが足を運んだらしい。会場のテーブルにあった黄色いノートには、お客さんからのメッセージが残されていて、同志よォ〜!と、勝手に感激してしまったわたしは、それらを読み切るまでずっとそこから離れなかった(ちょっとジャマ)アァ、また会えるといいねみんな……。ノートのなかで……。

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 ところで、この写真展とはまったく関係ないのを主催フージーさんから確認済みなのだけども、かつて原宿で『ふともも写真の世界展』なるものがあったのよ。はなセレブならぬ、ももセレブ。買っておけばよかった……。



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