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一斉に水につけたヒヤシンス。
みるみる花が咲くも、頭が重たく自立できなくなり壁にもたれているもの、ジワジワと伸びているようないないような、いまいち分かりにくいもの、そして葉は青く、なんらかのエネルギーこそ感じるが、一向に大きくなる気配のないもの。そこに社会の縮図を見た気がします。
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昔やった吹奏楽曲を聴くと、えらいもんで主旋律ではなく自分のパートがしっかり耳に入ってくる。もう10年以上無縁の生活で、楽器にも触れてないのに、記憶とは恐ろしい。それにしても曲にまつわる当時の思い出したくないことまで蘇ったりして、いろんな感情の整理が付かなくなるのは困ったもんです。
思い出したくない事ばかりなので、過去に戻りたいとは思わないけれど、進路を選び直したいと思う事はある。潰しが効くのではと経済学部にしたけれど、結果的にどこの学部に行ったとて潰しは効くし、きかない。何を学んだか、何を学ぶかが大事で、学部はある意味では関係ない。あの頃の私に教えたい。
突然肩が痛み、近所のクリニックで注射を打ってもらう。エコーを見ながらの接種は、自分の肩にまさに液が入っていくのが分かるというなかなかの体験。これだと打ち損じないですからねと仕事用の笑顔を湛えながらプスりと針を刺す美人女医の横顔は頼もしいが、中年の痛みは一度の注射では取れない現実。
松茸を頂いたので少しの薄揚げと一緒に昆布と鰹の出汁で松茸ごはんを炊く。
大きめに切って入れるのが醍醐味でしょうが、キノコを嫌う娘に配慮してぎりぎりの線を攻める。それでも香りはさすがマツタケ様。グリルで焼いただけのも美味しい。
大人になって漸く良さが分かった数少ない食材の一つです。
人並みにコーヒーが好きだがこだわりはなく、濃いめのブラックであれば大体OK。豆の違いもよく分からないし、アイスでもホットでもどちらでもよろしい。ただ缶やペットボトル、インスタントは好みではなく、牛乳以外のミルクのラテも自分では選ばない。この程度ではこだわりとは言わないのですよ。
テレビで見た商品をすぐにネットで買うというのを衝動的にやりました。それはウニのような豆腐。色々数値が気になる人でも、豆腐ですから気にせず食べてちょうだい、贅沢喰いがしたい人もどうぞどうぞという商品。うまいこと崩して皿に盛り、わさび醤油をちょいちょい。お、これは。まさに豆腐でした。
急に夏が帰り支度を始めたのか、朝晩は肌寒いほどにひんやりして、ああ一年中この気候なら良いのにと思うも、昼はジリっと暑い日もあって、更年期の身体には真夏とは違う辛さが堪える。この堪える感じ、関西弁ではエラいと言います。もっちゃりした言い回しが好きなのであえて使います。ああ、エラい。
薬膳コーディネーターというお金を払えば取れますよの典型的な資格を取りました。取るのは誰でも取れますが、それをどうやって生活や仕事に活かすかはあなた次第という、恐ろしい資格です。小さい土鍋で何かしらを煮出して料理する余裕はないが、何かしら毎日に取り入れたいなあという思いつきです。