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お絵描きのためにiPad miniを購入してから1年が経過、画力は爆上がりしたけど売却した話。

 タイトルからして「こいつ1年で筆を折ったんか……」って感じがしますが、安心してください。お絵描き沼にハマってしまい、大変なことになっています。むしろ快適なお絵描き環境を手に入れるために買い替えました。誰か助けてくれ……。


前回の記事について

※この記事は、以下の記事の続編です。


あらすじ

  1. 25歳異常独身男性、神絵師になりたいので、2022年2月から絵を描き始める。

  2. いろんなPCやタブレットなどを見比べた結果、iPad mini 第6世代を購入。

  3. 最初は下手でもいいので1日1枚描くことにしていた。

  4. 描き方がわかんないのに早く描いても意味がなさそう……となったので、1つの作品に時間をかけるように方針転換したら画力が上がった。


前回の記事を改めて確認

 記事を書いてから1年が経過しており、客観視しながら読める頃になりました。

 第一印象は、「なんやこいつムカつくな」です。それもそのはず、「記事のタイトルが明らかに盛りすぎ」です。
 まあ画力は確かに上がってんな……とは思いますが……。今見るとやっぱり絵に粗が見えまくり。正直言って恥ずかしいです。私はもう二度と読みたくありません……。

 とはいえ自信過剰なタイトルをつけておくことで、コンスタントなアクセスがちょくちょくあるというのも事実。もしかしたら役に立てられる人もいるかも……という期待も込めて、今回の記事もこのスタイルを引き継いでいこうと思います。来年になったら死ぬほど後悔するんだろうな……。

 それでも年に1度くらいはこの手の記事を書いて、成長を記録できたらいいですね……。


1年ちょいの振り返り

 去年(2022年)の2月に描き始めました。


 去年の2月19日に上げたのが左の絵になります。右の絵は今年の2月19日に上げました。だいぶ変わったな……。



 正直技術的なことは基本的に本の受け売りなので、ここではほぼ説明しません。精神論ばっかですが……これって役に立ちますかね??


この1年間でやったこと① 楽しむ

 一番大事です。インターネット落書きマンたるもの、楽しまないとモチベが死にます。タダでさえ仕事があるのに趣味の絵で神経すり減らしては悲惨です。楽しめないのであればしばらく絵から離れた方がいいと思っています。仮にクソほど画力が上がる練習法があったとしても、楽しくないならやらないくらいの気分でいいと思います。特に沼にハマるまでの間は「楽しい」を最優先にした方がいいと思います。つらい練習は絵を描くのが習慣化してからで十分です。

 楽しむうえで、焦りすぎは禁物です。焦りすぎると義務感が生じてしまうため、楽しめなくなってしまうような気がします。
 別にプロじゃないんですから、焦る必要なんてこれっぽっちもありません。焦燥感は心に毒です。
 一方、適度な焦燥感は薬にもなるので、その辺は精神状態と相談しつつ服用していくのがよさそうです。それが出来たら苦労しねえよって感じですが……。私も焦りすぎないように心がけたいですね。


この1年間でやったこと② 自分を信じる

 「自分は神絵師になる……」と強く暗示していました。
 何か困難に当たった時は「これを乗り越えれば神絵師に近づける……」と信じて意地でゴリゴリすすめていました。ただの脳筋か?
 「つらかったけどあの時やった脳筋プレイは無駄じゃなかった……」と思えたことは何回もあります。

 もちろん、自分を信じて裏切られてしまうことや、疲れてしまうことだってあります。そんな時はしっかり休んで、別の趣味やクソSNSTwitterで気を紛らわしていました。ずっと脳筋思想を保っていたらいずれ破滅します。

この1年間でやったこと③ 努力

 タイトルからして最悪ですが、これは「楽しむ」「自分を信じる」の2つを糧にしようと肝に銘じています。
 瞬間的に頑張れたとしても、この二つがない限りは持続可能な能力開発は不可能です。

 お絵描きの技術は、継続的な努力なくして手に入らないものしかありません。ひたすら手を動かさないと学べるものも学べないと身に染みた一年でした。
 本当はがんばらないで手っ取り早く画力を手に入れたい……。でも頑張らないと画力は上がらないんですよね……。

 お絵描きに限らず、スポーツだろうが勉強だろうが、努力なくして実力は上がり得ません。これは悲しい事実です。
 しかも時間は有限なので、「より少ない労力と時間でどう上達するか」を考えることになります。

 余談ですが、今であれば筆の位置や筆圧に頭を悩ませなくてもAIがちょちょいのちょいで絵を描いてくれます。すごい時代になりましたね。
 キーボードで文字を打ち込めば望みのものが出力されます。もちろん、どのような文字を打てば理想に近いものが出てくるかの試行錯誤が必要ですし、全く努力が不要ではありませんが、努力のベクトルはかなり違う方向になることでしょう。
 理想を描画するのに「いい感じに筆を動かす」努力は今や必要ではありません。
 でもせっかくここまで頑張ってきましたし、AIを使ったらインターネットで袋叩きにされそうなので、私はしばらくはAIなしで頑張ろうかな……と思っています。


 ちなみに私が絵を描き始めたのはAIイラストが流行るよりちょっと前でした。
 もし流行った後に描き始めていたら、逆に「筆を動かして絵を描く」努力ができなかったのかな……なんて思ったりもします。人の描いたイラストに付加価値が見出されている現状もあるので、仮にAIイラストが流行った後に私がお絵描きを始めていたとしても、「筆を動かして絵を描く」努力をしていた説もありますね。
 結局当時の自分が、何に重きを置いていたか次第です。「自分の手で絵を描く」という行為を重視するのか、それともいい絵が得られさえすればいいのか……。
 現状、AIのイラストの方が何倍も整っています。私の絵をAIに読み込ませて、i2iで出力すれば、デッサン狂い等が改善されたものが出力されることでしょう。
 それでもまだまだ私が描き続けているのは、結局自分で描くという行為を重視してるってことなんだと思います。
 その理由を考えてみましたが、基本的には殺意を持って描いてるのでそういうことなんだと思います。絵で人を殺めることは出来ないので、あくまでも比喩ではありますが……。


この1年間でやったこと④ 何をすれば良くなるか考える

 何事もそうですが、努力すればそれに比例して上達するわけではありません。努力のベクトルを間違えてしまうと無駄な時間になってしまいます。まずは欠点や改善点を見つけられなければ、良くなるものも良くなりません。

 じゃねえよ!!!!!!!それができたら苦労しねえンだわ……!!!!分かんねえから神絵師になれてねンじゃ😡😡😡😡😡😡😡

 って感じで自分にブチギレそうになります。これが分からないからみんな苦労してるんですよ😡😡😡

 分からないので、描いてる時に気まぐれで実験をしてます。実験なので、いい結果が出るかは分かりません。ほぼガチャです。

 「ここにこの色を載せたらどうなるかな?」
 「この筆/ツール/機能を使ってみるか……」
 「ここに線を引いたらどうなる?」
 「ここをボカしてみたらどうなるかな……?」
 そういうことを繰り返していくと、どこかで当たりを引く可能性が高まります。それを頭の引き出しの中にしまっていくのです。

 この方法には欠点もあります。非常に効率が悪いのです。分からないものを試行錯誤するので、当然迷走します。一つの絵を描くのに時間がかかってしまうので、筆の遅さの原因にもなります。毎回毎回いろんなことを試すことになるため、絵柄も安定しない気がします。それらが技術として定着したものが、世間で言う「絵柄」なので、いずれは安定すると思いますけどね。

 筆が遅くなる、絵柄が安定しないという欠点を引き替えても、お絵描き1年目の私にとってはメリットが大きかったと思います。でも実はこれらの欠点を克服しながら引き出しを増やす方法があるので、紹介しましょう。


この1年間でやったこと⑤ 本を買う

 本は色々なことを教えてくれます。例を挙げればキリがありません。
 本に書かれている通りに絵を描けば、すごくいい感じに絵を描けるようになれるわけねえだろ😡😡😡😡
 結局のところ真似をしたところで、いい感じになるかどうかは分かりません。その通りにやって上手く行くこともあれば、結局手探り状態になってしまうこともあります。とはいえ、ある程度確立された手法を紹介してくれるわけですから、手探りで描くよりかはまだマシです。

 もちろん本が教えてくれるのは、「いい感じの描き方」だけではありません。

 私はまだ駆け出しなので、手を動かしているうちに「ここって構造どうなってんの????」ってなることが多々あります。経験が浅いんですから、そうなるのは当たり前です。
 インターネットでももちろん知識は得られますが、本は「体系的に基礎を学べる」のでありがたかったです。

 「絵を描き続けられるとも限らないのに、見える形で堂々と本を置くのはちょっと恥ずかしいな……」という謎の見栄から電子書籍を購入しました。今思えばどこにでも運べますし、スペースも取らないので意外と悪くないですね。Amazon Prime会員特典で、無料で読める本もいくつかあったのも幸いでした。

 ただ、正直なところ「絵を描けないのに本を買うなんて……」という恥は無駄だったな……と思います。本は初心者向けから上級者向けまでたくさんありますから、レベルに合ったものを買うのがいいでしょう。特に初心者は基礎を身につけるのが大切です。初心者こそ本を買うべきです。応用は磐石な基礎の上にしか成り立ちません

 私はまだまだ迷い筆の極みって感じなので、基礎を学びきれていないと毎度痛感します。いろんなレベルの本を買いましたが、一番多く買ったのも、一番読む頻度が高いのも、やっぱり基礎レベルの本です。お絵描きに限った話ではありませんが、基礎は何回見直しても損はないと改めて実感しました。もちろん、見直すだけでなく実践も大切なので、描きながら読むくらいでいいと思いますけどね。


 では、個人的オススメ本をここに載せてみます。

初心者向け

 Amazon prime会員無料だったので読みました。
 アタリの取り方すら知らなかった私には、めちゃくちゃ参考になりました。今でもよく分かんなくなっちゃったときなどは、ちょこちょこ読み返しています。
 中の漫画で「へたっぴ」などと結構キツいこと言われるシーンがあるのですが、自分事ととらえずに「こういうのあるよね~!」くらいのノリで接するのが精神衛生上よろしいかと思います。


 違和感のある描き方と違和感の少ない描き方を比較しつつ、どう描くのがいいかを解説してくれます。
 ミスに気づける力を上げてくれる一冊かもしれません。


 手を描くならこれだと思います。私はまだ満足のいく手を描けたためしがないのですが、こいつがあるとないとでは全く理解度が違います。
 私の中ではもはや必需品です。


いろんな塗り方が分かって勉強になります(こなみ)


 シワの描き方、マジでわからん……。
 そんな私を導いてくれたのがこの本でした。



中級者以上向け

 個人的に使いこなせていない本。これを読むには実力の不足を感じています。でもこいつから学ぶことで、より自然な肉体を表現できるようになるでしょう。早く理解できるようになりたい……。




この1年間でやったこと⑥ 人形を買う

 デッサン人形を買ったのは、絵を描き始めてちょうど1年くらい経ったころでした。

 最初のうちは「見える形で堂々とデッサン人形を置くのは恥ずかしいな……」と思っていたこともあり、Clip Studio Paint付属の3Dデッサン人形を使っていました。意外と生き生きとしたポーズをさせるのが難しいんですよねこれ……。関節を一つ一つ動かすことになるので、個人的にはめんどくさかったです。

 もっといい3Dデッサン人形の使い方があるのかもしれませんが、私は知らなかったので、結局アナログデッサン人形を買うことになりました。
 100均などに売られている木製の人形でもいいかと思ったのですが、よりリアルな形の方が使いやすそうということで、以下を購入しました。

 2つも買って意味あるんか?って感じですが、体形も違いますし関節の可動域も違うので、意外と悪くない買い物でした。

 ただ、一点注意すべき点があります。あくまでもこいつらは人形です。人間と全く同じではありません。関節が曲がったときが顕著ですが、実際の人間の身体とは異なる場所がところどころに存在します。結局生身の人間に勝るものはありません

 なので、こんなものを買いました。

 推しAV女優の写真集です。また本かよって感じですが、これはマジで使えます。今では一番よく読む本かもしれません。
 ガッツリ裸なので、人前で読むのがはばかられるのが難点ですが……。




この1年間でやったこと⑦ iPad miniを売却・airを購入

 いろいろやってきて上達したな~って思ったところで、やはり使っている機器に対して不満がたまってきます。
 画面が……!ちっさすぎる……!
 気軽に絵を描けるという意味では確かにいい買い物だったと思いますが、あまりにも気軽さに全振りしすぎです。

 別に長い線なんてきれいに引けないんだし画面小さくてもいいよねなんて思っていたのがバカでした。筆をより正確な位置に置くためには画面を拡大する必要があります。画面を拡大すると必然的に全体像が見えなくなってしまうため、描いているうちに気づいたらバランスが崩れているなんてことがよく起きます。

 これは普通に困るので、iPad mini を売却して、それを元手にiPad Airを買うことにしました。

 確かに端末自体が大きいので機動性は幾らか劣りますが、許容範囲です。むしろこれだけしか変わらないなら最初からiPad air にすべきでした。

 機動性がさほど変わらない割に、描きやすさは段違いです。今まではレイヤー一覧を開け閉めしながら描いてたのですが、ずっと開けっ放しにして描けます。画面上に見本を表示し、見比べながら絵を描くなんてことも(ギリギリではありますが)できます。

 また、前回の記事ではこんなことも書いていました。

短所3. Shiftキーが絶望的に押しづらい
 あくまでもクリスタに限った話です。他のソフトは関係ないかもしれません。iPad版クリスタの左右の端をスワイプするといろんなキーが出てきます。オブジェクトモードで複数選択したいとき、Shiftキーを押しっぱなしにできないのでとてもだるいです。私のようにShiftキーを使いたい場合は、物理キーボードの購入が必須だと思います。
 ここ、個人的に一番のマイナスポイントですね。

 iPad版のClip studio paintには、エッジキーボードという機能があります。 
 このキーボードは画面の左右いずれかの端から指をスワイプすることで出てくるもので、ショートカットキーとしても使用することができます。これらの中に、ShiftキーやCtrlキーが含まれています。

 一見いい機能にも見えますが、iPad miniの場合は押してもすぐに反応しなくなってしまいます。つまり、押しっぱなしにできないのです。それはそれは使い勝手がとてつもなく悪いものでした。

 しかしiPad airの場合はこのような動作がほとんどありません。キーに触れている間だけしっかり反応してくれます。これは誤算でしたが、おかげで左手用キーボードを接続しなくても、不便なく作業ができるようになりました。

 iPad airを使い始めた直後こそ、

なんてことを言っていましたが、逆にiPad miniに戻れるかと言われると絶対嫌です。道具の買い替えにありがちだと思いますが、購入直後は大して便利さを感じませんが、慣れてくると以前の機器に戻れなくなるやつです。

 欲を言えばもっと画面がデカい方がいいんですが、私は収益化の予定がないインターネット落書きマン。これ以上デカいお絵描き端末は、価格的にハードルが高すぎます。デカさゆえに取り出すのも億劫になり、気軽なお絵描きができなくなってしまうでしょう。
 現状はiPad airくらいがベストかな……なんて思っています。



この1年間でやったこと⑧ インターネットに絵を上げる

 私はどんな落書きでも、インターネットになるべくアップロードするようにしていました。個人的な話なので当てはまらない方もいらっしゃるかと思いますが、私はTwitterに上げたタイミングで絵が完成したと見なしています。
 何でもないことのようにも見えますが、絵に一つの区切りみたいなのがつくので、「あの絵……完成してないんだよな……」みたいなモヤモヤが軽減される効果があります。
 インターネットに上げると後日嫌でも見返すことになるので、振り返りの意味でも意義があるんじゃないでしょうか。



この1年間でやったこと⑨ 途中の絵をTwitterアイコンに設定する

 は?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、技術面では意外と大事なことです。
 実は絵をTwitterのアイコンに設定すると、この絵のクオリティが満足いくものかどうかがよくあらわれる気がします。アイコンに設定したとき、その絵がしっくり来れば来るほどいい絵の可能性が上がるのです。

 描き途中の絵をTwitterアイコンに設定し、違和感がなくなるまで調整すると……まあまあいい感じになります。よく「全体のバランスを見るために描いている途中に遠くから見たり縮小したりしろ」と言われますが、これと同じ効果があると思います。




イラストを振り返ってみる

 では、iPad miniを購入してからの1年4か月をざっくり振り返っていこうかと思います。


 ①は初めて時間をかけて描いたやつなので試行錯誤の後が見受けられます。
 ②は塗りがこなれてきた感じがします。が、今見ると全体的に形が甘い感じがあります。③も同様ですね。
 正直なところ、この3つのイラストはもう見るのが恥ずかしいと思っています……。前回の記事では、①②しか取り上げていません。そりゃ読み返すのが恥ずかしいわけです。成長の証というポジティブな見方もできますが……。



 ④以降でだんだんバランスが取れてきたような感じがありますね。まだまだ甘いな……という点は否めませんが……前よりはマシになりました。



 ⑥以降では整ってきているような気がします。しかし、残念なことにめちゃくちゃ試行錯誤の末になんとかしているところがあるので、まだまだ精進が必要に思えます。もっと直感で「ビシッ!」と形にするレベルにはまだまだ時間がかかりそうです。

 ⑥と⑦の間が半年以上も空いてますが、この時期は仕事などがクッソ忙しかったのでほとんど絵を描けてないです。Pixivに上げてないのはちょくちょくありますが。



 ⑦では「おめめぱっちりさせとこ!」って感じですが、⑧以降は、「瞳をまん丸にした方がかわいくね???」となったので、目の雰囲気がちょっと変わりました。今は「⑦とまん丸の中間くらいかな……」になってるので、また雰囲気が変わってくるかもしれません。

 ⑨では18禁イラストに初めて挑戦しました。Twitterではアルゴリズム上に何かあるからなのかあまり伸びませんでしたが、Pixivは死ぬほど伸びました(当社比)
 エロは強いな……。
 裸は誤魔化しが効きませんし、ところどころに違和感が否めない気もするので、今後も学習が必要ですね……。




今後の目標

目標① 無理をしない

 無茶なことをしないようにしたいです。
 無茶するのは楽しいんですが、体に毒です。休むときはしっかり休むようにします。
 また、「絵にこんなに時間をかけてたら(人間として)終わっちゃう……」となったので、「うお!!!描きたすぎ!!!!」ってなったタイミングで時間をかけたお絵描きをすることにしました。

 筆が遅いゆえに、一回やり始めると長いこと描き続けてしまうのは悪い癖です。ひと段落するまでの期間が長いため、夜更かしする日が何日も続いてしまいます。これはよろしくありません。
 次は、無理をしないために立てた目標です。


目標② 全体を素早く大まかに捉えられるようになる

 私は細かい部分を描いているうちに、絵全体のバランスが崩れがちな人間です。振り返ってみると、最初から細かく描こうとしすぎ感があります。

 そんな描き方ではどうしてもポーズなどが固くなってしまいますし、時間もかかってしまいますね……。
 最初は大雑把でいいので伸び伸びと描いて、だんだんと削っていく描き方を身に着けたいな……と思います。

 これができるだけでも多少は筆が早くなったり、全体のバランスがよくなったりするのでは……と期待しています。

 そのために30秒ドローイング的なのをやるのがいいのかな……と考えてみましたが、この練習の目標が何たるかが全く分からず、やる気が出ないというのが正直なところです。そりゃそうです。私は2次元美少女を描きたいのであり、よく分からん人形を描きたいわけではないのですから。

 目的を達成できるのであれば、人形を描く練習をするのもやぶさかではないのですが、それならせめて効率よくやりたい。
 漫然と書いてるだけでもいいと思いますが、どうしても上達まで時間がかかってしまいます。しっかり振り返らねばなりません。
 そんなことを考えているうちに、この記事に当たりました。

 なるほど!模写をする気分で一個一個人形を描いていって、あとできっちり自己添削していけばいいのか!添削するのも元の3DCGと重ねるだけなので、客観的かつ非常に分かりやすそうです。
 やっとこの練習法の肝が腹落ちした気がします。分かった気になってるだけですが、今後ぜひやってみたいです。
 練習の結果どうなったかは来年お伝えできたらいいですね。

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