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◆ふと思ったこと

 これまでに、ドラマ、映画、アニメなんかで「転生」とか「若返り」に関する作品はたくさん見てきたし、タイムリープやタイムトラベルみたいな概念なんかもいろんな作品の内容には出てくる。

 でも、「出生前に戻る」という意味の作品はまだ見たことがないなーと。

 で、さらにふと思ったことがあってね。この「リターン・トゥー・プリバース」を技術的に実現できるんじゃないかって。

 いやほら、人の意識は電気信号だから人工知能ロボットやコンピューターに移換できるし、ヒトからヒトへの移換の場合には脳移植によって意識の移換はできるっていう理論はすでにあるし、実際にそれを研究している機関もある。

 ということは、自分と同一の肉体へ自分の意識(=脳)を移換できるのであれば、クローン技術はやっぱり有効だと思うんだよね。

 カラダは自分と同一のDNAだから、脳を入れ替えても医学上で言うところの拒絶反応はないと考えられる。

 だったら、生きているうちに、自分のクローンをいつでも用意できるようにしておいて、出生前の状態の自分に、自分の意識を移し替えることで、人生2回目、実質的な転生が実現するんじゃないかなーと。

 倫理的に問題視されるのはクローンの自分の肉体。脳だけ繰り越して2度目3度目の人生を生きることが可能なのかどうか、実証することは極めて困難だろうと思う。

 前の自分の人生の記憶がある状態で新しい人生を赤ちゃんから再スタートすることが問題であるならば、延命のための如何なる医療技術も問題があることになる。

 なぜなら、自身のDNAと同一のクローンを利用することになるとはいえ、大前提は「延命のため」であるから、一概に倫理的な問題があるとは言い難い。

 2回目以降の人生では、学校なんか行かなくていい。それこそ、学びたいことだけを学べばいい。

 人生を出生前からリスタートできるという概念は、また新しい未来を作り続けそうな気がするけれども、ダメかね?やろうと思えばできるところまで来ている。

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