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通勤に推しを聞くためのイヤホンを買った

ガジェット好きを名乗っておりながら、ほんの2~3年前までノイズキャンセリングイヤホン、ヘッドホンに触れてこなかった理由は、そもそも音楽を聴くのにノイズキャンセリングは必要ないという固定観念。なんとなく音質が良いなと思って買った有線イヤホンや、iphoneに付属しているEar podsで十分だったからだ。
しかしWH-1000XM4を視聴コーナーで装着してしまったのが運の尽きだった。
気が付いたらWH-1000XM4が手元にあったわけだが…

しかし問題も発生した。
購入したことで変化が起こるかと思ったのだが、習慣や感覚というものはそう簡単には変わらないようで、シンプルに言うとヘッドホンを装着する習慣が自分にはなかった。
夏は蒸れるのが気になるし、髪質との相性も微妙に悪く、音楽もゲームも専らイヤホンで長くやってきたためやはりヘッドホンは相性が悪かった。いつの間にか宝の持ち腐れとなってしまい、手放すことを検討していた矢先のことだ。新しいノイズキャンセリングイヤホンがSONYから発表された。

WF-1000XM5だ

言わずと知れた業界最強格のノイズキャンセリング性能にSONYの安心音質。
実はヘッドホンを購入した際にも前作のイヤホンにするか迷ったのだが、妨げになった点が一点だけあった。

デカイ

分かる人にはわかると思うが、前作のWF-1000XM4はなかなか存在感のあるサイズをしている。もちろんそんなもんだと言われればその通りではあるが、耳から飛び出る感じがなんか気になったし、レビューを見ても「落ちやすい」みたいなのをよく見かけたので怖いな~となって辞めたのであった。3~4万円のイヤホン落とすとか泣くから。
しかし今回は満を持してその『サイズ感』を攻略してきたのである。神。
お手並み拝見と視聴コーナーで試着して、文句のないサイズ感と操作性。もちろん音質もノイキャンも神である。

更に最近生活環境に変化もあり、通勤時に電車を使う時間が増えた。通勤中に推しの歌声や配信を聴く機会は圧倒的に多い。有線では満員電車で邪魔になってしまうし、ノイズも多い。これはノイキャンイヤホンを導入するのに最もベストなタイミングではないか?そう判断してすぐにヘッドホンを次のご主人に売って別れを告げ、新たな相棒を迎え入れたのである

あくたんの声を聴くんだよ!

詳細な数値などのレビューは多くのユーザーやレビュアーがやってくれるからここでは割愛する。
個人的には前作よりもコンパクトになった点はやはり素晴らしいと感じた。タッチ機能についても他のイヤホンよりも心なしか触りやすい気がする。おそらく面の部分が広いのが影響していると思う。
音質は安定のSONYといった感じ。BOSEやオーテクのほうが好みな人も一定数いそうだし、個人的にも音質だけなら若干オーテクのほうが好みだなとも思ったのだが、ノイキャンとのバランスや総合的な点数を考えるとこちらのほうを導入したいという結論になった。お金に余裕があったらオーテクのATH-TWX9もほしいなと思うがそんなお金は無いんだなあ。

帰宅してから確保したので、まだ電車内では試せていないのだが、自宅でノイキャン+音楽で聴いてみたら、垂れ流している配信の音声も聞こえなくなるくらい没頭できる印象だった。
また専用アプリで行動を認識して外音コントロールなどに自動で切り替えてくれるのもどんなものなのか楽しみだ。

なるべく長く使いたいと思うが、それ以上に別れを告げたヘッドホンの分まで堪能させてもらおうではないか。

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