ルールを理解する大切さ

アメリカから夢破れて日本に帰る時に決めていた事があって

好きで毎日のようにやっていたゲームを作ってる会社に入ろうと決めていた

「餓狼伝」っていうゲームで、格闘ゲームなんだけど、斬新なシステムが入っていて

「部位ダメージ」:同じ箇所に攻撃をもらい続けるとその部位が使えなくなる

っていうのが凄く楽しくて当時毎日のように友達と部屋でやってた

このゲームのデベロッパーは株式会社オーパス

日本帰ってすぐにデザイナー職で履歴書を出した

しかしながら待てど暮らせど返事がない

まあ落ちたのはすぐ理解できたけど、簡単に諦めるの嫌だった

なので中途採用のルールを改めて考えてみた

「何度も履歴書送っちゃダメ」ってルールはなかったので

4〜5通立て続けに色んな募集職種に履歴書を送りつけたw

そしたらオーパスから電話があって、面談してもらえる事になった

当時専務かな、強面の榎木さんっていう方にお会いして最初に質問されたのが

榎木さん:「君何通も履歴書送って来てるけど、なんですか？　嫌がらせですか？」

俺:「違います、どうしても入りたかったからです」

榎木さん:「なんでうちなんですか？」

俺:「餓狼伝を作った会社にどうしても入りたかったんです」

榎木さん:「わかりました、来週から来れますか？」

これはね

ほんと泣くほど嬉しかった

挫折して日本帰ってきて初めての成功体験

そこからは会社の人達にも凄く可愛がってもらって

開発者の人達と一緒に餓狼伝出来たのは一生の思い出

でも開発者はマジで強いwww

ほとんど勝てなかったwww