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バルビツール

とにかく薬を大量に飲めば、安らかに〇ぬことができる。
そう思っている人は意外と多い。
OD(オーバードーズ)で眠ったまま〇んでしまいたいと思った方々も多いはず。
しかし、まともな知識もないまま薬物自〇を図ると…
基本的に致死量以上の薬を飲めば人は〇ぬ。
そのため薬物自〇では必ず致死量以上の薬を服用することになるのだが、専門書や文献をあたれば、それらしき数値はすぐに出てくる。
しかし、この数値がまた信用できない。
ラットやマウスなどの動物実験で得られた結果を人向けに換算した数値もあれば、そもそもの事例が圧倒的に不足していることもある。
同じ薬量でも、身長や体重といった個人の体格差で明らかに効果が違ってくる。
精神科で処方された薬を溜め込み、それを一気飲みして自〇を図る。
そんな精神薬のODは、自〇手段としても定番。
しかし、たいてい処方されるのは、自〇には不適なほど安全性が高い「ベンゾジアゼピン(BZ)系」か「非BZ系」の薬物。
ここで取り上げるのは、マリリン・モンローや芥川龍之介などが使用されたことで有名なバルビツール
大量に服用した場合、中枢神経が過度に抑制され、すぐさま意識を喪失。
その後、呼吸中枢の抑制により、呼吸が停止して心肺停止に至る。
また、心筋の抑制作用や交感神経の抑制作用による極度の低血圧、体温調節機能の抑制による低体温症といった症状が生じることも。

日本では「ラボナ」という商品名で流通しており、その推定致死量は1.5~7.5gとなっている。

スイスの自〇ほう助団体「ディグニタス」や「エグジット」では、実際に安楽〇の手段として、このバルビツールが用いられている。

ここから先は自己体験(去年の8月)
ラボナは舌下には向いてません、それは苦みがあるからです。
この時、自分は〇ぬ予定では無かったので、アルコールと一緒に試しに飲んでみました。
それでも約50錠+BZ系数種類。
気が付いたら病院のベッドの上でした。(胃洗浄は無し)
後遺症として大脳基底核の淡蒼球がダメージを受けて、障害として遺っています。(歩行や起立時に支障)
今、思えばもっと大量に飲んでおけばもしかしたら、なんて思ったりしてしまいます。

3月1日は亡くなった彼女の誕生日、ここが自分の転換期にあたると思っています。
あと10日の命の灯。
精一杯この世に言葉を残して誰かの記憶に残せるような人生を送りたい。
そして、最後は…

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