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一生、遊び続けないと!

あなたたちに母が求めることをひとつに限定してと言われたら、
楽しんで欲しいと思う。

母が大学生のころ、大学が嫌で毎月のように実家に帰っては「たのしくない」「面白くない」と愚痴を言っていたときのばぁちゃん(母の母ね)の苦しそうな顔を見たときに思ったことがある。

そっか!
お母さんは私が楽しそうなのが好きなんだって。

だから私が楽しいことをやろうと決めた。
母になってより思う。子どもたちが楽しそうなのが母は一番嬉しいのよ。何よりの親孝行。長女は母の日に手紙をくれたけど、そこに「大学が楽しい!一人暮らしが楽しい!家を出てよかった〜♪」と書いてあった。
家を出てよかったって…と思うけど、母はやっぱり嬉しかった。ほっとしたと書いた方があたってるかな。

私たちには根源的欲求が5つあるって言われてる。
生存の欲求、愛の欲求、自由の欲求、力の欲求、楽しむ欲求。

例えば、動物の子どもも小さい頃は遊びに多くのエネルギーを使うんだけど、大人になるにつれて食べたり寝たり、交尾をしたり、生存のためのエネルギーに多くを費やすようになっていく。生きる上で必要な学びが終わってしまうと遊ぶことをやめてしまうんだって。つまり、遊びは学ぶ手段なの!

私たちはいくつになっても、成長し、成熟することを望む。それは50を超えた母が実感していること。仮に遊ぶことが学びのための手段であるなら私たちは一生、遊び続けないと!

実際、楽しみの欲求にかられて人はより良くしようと改善を試みるし、
楽しむ欲求は、生存や愛、自由や力の欲求にもつながっていく。

楽しむことはひとりでもやれるし、みんなともやれる。
多くの人が楽しいことが自分の楽しみとは限らないし、あなたがまだ知らない自分の楽しさがあるかもしれない。

楽しみなさい!楽しいことに存分に取り組むの。
自分の楽しさを開拓していって欲しいなぁ。そして、たまに実家に帰ってきたときに話を聞かせてくれたら、うれしいな。