『機動戦士ガンダムＮＴ』みたよ

Netflixで見つけたから、勇気を出して観ました。私は昔はいわゆる富野ガンダムオタクで、富野以外のガンダムは認めない。厳密に言うなら、ガンダムとはアムロとシャアの物語だ。ゴミみたいなガンダムがいっぱいだ！なんてことだ！と思う気持ち悪いオタクでした。

年齢を重ね、色々な経験をして、『ガンダムビルドファイターズ』を観て、考え方がかわりました。

そもそも、GガンダムやガンダムWが成功していなければ、令和になってもガンダムガンダム言い続けることは出来なかったでしょう。OVA三部作が成功していなければ、令和に宇宙世紀宇宙世紀言い続けることは出来なかったでしょう。

そんな中、『機動戦士ガンダムUC』を観ました。『ビルドファイターズ』もそうですが、次世代につなぐというのが、テーマの1つです。

泣きましたね、感動しましたね。その続編？バカじゃねーの？というのが、ガンダムNTへの第1印象でした。なので、観るのにここまで時間がかかりました。

観た結果、蛇足だなぁというのが、率直な感想です。ガンダムUCでやったことをもう一度やり直しただけ。

ですが、ガンダムUCを楽しむには、機動戦士ガンダムから機動戦士Ζガンダム、機動戦士ZZガンダム、逆襲のシャア…と何時間かかんねん！という作品群を観なければなりません。突然、インド人女性が出てきて全部終わらせるという内容に感動するには、時間がかかります。

その作品群を、かみ砕いてかみ砕いて、90分というお弁当箱に詰め込んで、「最悪、これだけ観ておけば、ガンダムがどういう作品かわかるよ」という感じのガンダムの駅弁だと思えば、良いかなって思いました。そのポジションには、『機動戦士ガンダムF91』という作品があるので、、ガンダムが気になるよ、画質は古臭くても良いよという方は、『機動戦士ガンダムNT』だけでなく『機動戦士ガンダムF91』もオススメです。

おもしろかったです。