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【レシピ画像付き】なすと鶏もも肉のトマト煮込みを作る【4品同時調理:目安1h~】

土日の休みのうちにまとめて夜ご飯とお弁当のおかずを調理しているので、その過程を載せてみようと思います。第一弾はなすと鶏もも肉のトマト煮込みをメインに紹介しながら合間におでんとひじき煮とエリンギのオイルペンネを作ってるのでそちらも簡単に紹介しようかと思います。



【材料】

【メイン】なすと鶏もも肉のトマト煮込み

なす 3~6本
鶏もも肉 1枚(切られてるものでもOK)
カットトマト
コンソメ3個
オリーブオイル スプーン3~4杯
にんにく 1~3かけら
塩 3.5g~5g
めんつゆ 適量
にんにくチューブ 3~7㎝

【煮物】おでん

(正直おでんは好きな具材入れたらいいと思ってます)
大根 1本
白滝結び 8個
がんもどき 6個
厚揚げ 2枚
ウインナー 5本
はんぺん 2枚
おでんのもと
めんつゆ 30~60ml

【お弁当】ひじきの煮物

ひじき 1袋
(芽ひじきでもOKです。今回は副菜として食感が欲しかったので長ひじきにしました)
油揚げ 1袋
めんつゆ 40ml
酒    40ml
しょうゆ 10~20ml
いりごま 適量 好みで

【お弁当】エリンギのオイルペンネ

エリンギ 1パック
ペンネ 200g
にんにく 3~4かけら
オリーブオイル スプーン3~4杯
塩 3.5g 

正直調味料はだいたいです。
実は計量スプーン持ってません・・。目分量でなおかつ味見でなんとなく作ってしまいます。
どのレシピでもそうですが、料理をするうえで一番大事なことが『味見』だと思ってます。ただ食べればいいのでなく、どこで味見するかが分かれば料理も上達していくんじゃないかと個人的に思ってます。
味が分かるということはかなり便利です。
外食したときや、買ったお惣菜がおいしかった時。
アレンジではありますが、自作することができます。
料理を0からスタートするのなら、レシピ通りに作るのを目標とした方がいいですが、毎日の生活の中で楽しく続けていくには味を知ることが大切だと思います。

この記事はあらゆる料理レベルのひとにも参考になればと思い、あえて4品同時調理しています。
短時間で数品作れるようになりたい人。
1つでいいからゆっくり作りたい人。
買った食材をすべて使い切りたい人。
なにもご飯を考えたくない人。
みなさんの参考になれば幸いです。

目次形式にしているので、自分の見たいタスクに飛んでご活用ください。


【使用する調理器具】

フライパンorなべ 計2個(3つあれば楽です)
おでんが入る大きななべor土鍋
コンロ2口(やり方変えれば1口でも可能です)
ピーラー(あったら楽)
調理ばさみ(あったら楽)
ケトル(お湯が欲しいのでなべでわかすでもOK)
ポリ袋(ジップロックでもOK)
ざる
ボウル(なかったら深めのお皿)
包丁
はし、へら
計量カップなど量をはかれるもの(目分量でいける人は不要)

今度別の記事で書きますが、ピーラーと調理ばさみとケトルは本当に役に立つのでお勧めです。
時短にもなります。

【工程】

ここからそれぞれの料理ごと飛べるように見出し設定しますので、必要に応じて使ってください。【トマト煮】【ひじき】【おでん】【ペンネ】で設定しています。
かなり画像を多用しています。先ほど述べた通り初心者の方でも参考になるように書いてます。分からないことあれば気兼ねなくコメントください。

【トマト煮】鶏もも肉下準備

そのまま使ってもいいですが、下準備したほうがおいしいです。
トマト煮だけ作る人は前日から準備してもOK

一口大に切ってポリ袋に入れます。
お弁当のおかずにしたい場合は少し小さく切ってOK。
包丁で切ってもいいですが、もも肉の場合皮が切りづらいので調理ばさみで切った方が楽です。


ポリ袋にいれたら、めんつゆ10mlくらいとチューブにんにくを好きなくらいいれます。なぜアバウトかというと漬けたときに全体にいきわたればいいので、だいたいでOKです。調味料入れたら軽く揉んで空気抜いて置いときます。前日から準備するひとは冷蔵庫にいれておいてください。当日調理の人は常温でOKです。


なるべく空気を抜いたほうが漬かるのが早いような感じがします

【ひじき・おでん】お湯を沸かす

工程を円滑に進めるうえでここでお湯を沸かすのが非常に大事。
トマト煮しか作らない人はスルーでOK。
お湯は1Lくらいで十分です。

【おでん】大根、白滝の下処理

大根をきります。
輪切りにして桂剥きでもいいですが、おすすめは一本のまま縦にピーラーで皮剥くのが簡単です。
大根は皮を厚く剥いたほうが味しみやすいので2~3周剥くといいと思います。
裏表に十字で切れ目いれるとより染みやすくなってベスト。


剥いてる間にお湯が沸くと思います。
そしたら、そのお湯で白滝結びをあく抜きします。
最近のこんにゃくはあく抜き不要のものが多いですが、どうしてもにおいが気になるので私は水で洗った後にお湯につけます。
ざるに白滝結びをあけて、下にボウルを敷いてお湯を入れておくと湯切りも楽でオススメ。

おでんのつゆは素を使うのがおすすめです。
めんつゆでも自作できますが、ほんとに難しいので以前私は2回失敗しました。後述しますがおでんの味見は練り物入れてからです。ここでは素の分量通りゆでるだけ。

なべのサイズ小さかったです。大は小を兼ねます。おでんに限っては。

【ひじき】ひじきの戻し、油揚げの準備

先ほど白滝の処理でお湯とざるを使いました。
水で軽くあらってざるをまた使います。

ざるにひじきをそのまま開けてもいいですが、ざるの目に詰まると洗うのめんどくさいので私はキッチンペーパーを敷いてます。
コーヒーのフィルターみたいに時間がかかるので、急いでるときは直でいれます。戻しが足りない場合は煮た後に追加で水足すのでここで足りなくても大丈夫です。

ひじきの戻しはお湯がおすすめ。早いです。

ひじきを戻している間に油揚げ切ります。
油抜き必要なものはさっきのお湯を使って油抜きしてください。
最近の油揚げは油抜き不要のものも多いですし、個人的にひじき煮の場合は私は油抜きしないで使っちゃいます。
油のにおいの嫌いな方やカロリーオフしたい場合は、油揚げの上からお湯をかけて脂分を流してあげてください。そのあとキッチンペーパーで拭きます。

油揚げの切り方は人それぞれかもしれませんが、気持ち細目に切った方がひじきと絡むのでオススメ。ちょっと多いかな?くらいでちょうどいいです。ひじき、増えるので。
毎日料理する方は切った油揚げをジップロックなどに入れて味噌汁などに使いまわししてOK
かなり汎用性あります。

半分に切ってからさらに細切りにしてます
こう見ると大量。

【ひじき】炒める

油揚げ切り終わった後にひじきを水切りしておきます。そうするとしんなりしたころに水きれるのでおすすめ。量によってはもっと早く水切りしてもいいですがこのタイミングが楽かも。

長ひじき初めて使ってみたんですが食感いいかんじでした


火加減は中火でOKです。先に油揚げいれます。
油抜きしてないのでそのままテフロンのフライパンならそのまま炒めてもよいです。

IHなので中火が3~4なんですね


軽く混ぜるとこんな感じ

いつもは味付け目分量なんですが量りました。
ここでめんつゆ40mlと酒40ml入れます。
そしてほんだし。醤油をふたまわしくらい。

ここで10分くらい弱火で蓋をして煮てから味見します。
そのときに味が薄かったら追加でめんつゆを。
この時はひじきがまだ戻ってない感じがあったので私は水を少し足して追加で5分くらい煮ました。
味を調えて完成。

半分の4gくらい入れました。ほんだしは神

【おでん】練り物を入れる

そろそろおでんは煮たって大根も軟らかくなってきたころなので、ここで練り物を入れます。今回はがんもどきと厚揚げにしました。
追加で油が出るのでウインナーも投入。
好きな大きさに切って入れてください。
そのまま蓋をして煮ます。
弱火でいいと思います。まだ味見しません。
大根は冷めるときに味が染みるので、芯まで染みるのに時間かかります。
味見はつゆでします。

がんもどき、おいしい

【ペンネ】電子レンジでチン

今の時代、レンジでパスタ作れるものがあるんですね。めちゃめちゃ便利。
私がつかっているものは表記+7~8分のもの。塩を入れて、水入れてチン。
ペンネ10分茹で時間なのでとりあえず15分でチンしました。
ペンネをレンジでゆでてる間にメイン行きます。

ペンネゆでるころにひじき完成

【トマト煮】なすを切る

へたの上の部分をくるくると円周に沿って包丁を入れるときれいに切れます。

前まではバッサリ切ってました。もったいない。

全部切ったら乱切りにします。
そのほうが断面が増えて染みるからです。
難しい場合は3~4面をピーラーで皮剥きます。
そしてそのまま輪切りにしちゃいます。
乱切りもできるんですが、大きさばらついたりうまくできないこともあるので今回はピーラー輪切りにしました。

古いナスって身が種でてくるんですよね。気にしないで食べます。

すぐになすを炒められるならそのままでOKですが時間があくなら水につけておいたほうがいいです。変色しないですし。油吸いすぎなくなるので。

【トマト煮】にんにくを切る

にんにくこそ正義

切り方はすきな切り方でいいです。
私は輪切りにしました。
冷蔵庫にあったにんにくをきったので芽が出てますが気にしないで食べます。

【トマト煮】鶏肉を炒める

オリーブオイルをひいてにんにくをさきに炒めます。香りが出てきたら鶏肉を投入。
よく皮目から焼くって言いますがひっくり返しながらでOKです。

茶色っぽくなったらいい感じ
ちょっと入れるの早かったけどOKです気にしない

【おでん】最後にはんぺん投入

おでんで味見するのは練り物入れた後がオススメ。
練り物からダシが出るからです。脂とか。
私が味見したときはすこし薄く感じたのでめんつゆを足しました。
もし濃かったらお湯(水でも可)を少しずつ足して調節してみて下さい。
おでんに関しては素を使ってるのでそこまで手直ししなくていいと思います。企業努力最高!
はんぺんはおでん用の丸いはんぺんとかもありましたが売ってないので普通のはんぺんを切りました。

おでんは弱火でじわじわ煮ます。
時折場所をいれかえながら煮ていきます。
さきほど書いた通り味が染みるのは冷めるときなので、いったん冷ましてから再加熱して食べるのがオススメ。

はんぺんが一番好きなので入り切ってないけど載せます。好きなのでね。

【トマト煮】なすを投入

しばらく鶏肉を炒めていたのがこちら。
さいごに煮込むのでここで完全に火を通す必要はないです。
皮目に焼き色ついてればいい感じ。
鶏肉からも脂出ますが、なすが吸います。

気持ちなすの切り方大きかったです。
そのまま食べる分には問題ないのでこのままいきます。
お弁当のおかずなどにするならもう少し小さくてもよかったかも。
でもおいしいのでOKです。
最終的に鶏肉となすの大きさが同じくらいになるのが理想。
食感もバランスもその方がいいです。

【トマト煮】味付け

おすすめはデルモンテのカットトマト。
ホールトマトでもいいですし缶のものでもOK
これがおすすめな理由は開けやすくて捨てやすいからです。
丸ごと使っても量的にちょうどいいし、捨てやすい。
カットトマトを入れる際に、内側にちょっと残るのでちょっとの水ですすいでそれもなべに入れちゃいます。

コンソメ3個と塩もここで投入
計量スプーン使ったことないのでこの塩が何gか知りませんでしたが測ったら3.5gでした。
軽く全体を混ぜて蓋をして10分くらい煮込みます。

この味付けだと結構酸っぱいです。酸味が強くて気になる方は砂糖を少し入れてみて。

【ペンネ】ゆであがり、硬さ確認

少し短めにゆでてみました。
まだ硬いのでお水追加して2分追加チン。
通常はアルデンテで仕上げますが冷水で締めるのでちょうどいい硬さまで茹でます。

意外と水を吸うペンネ

【ペンネ】オイル作成

にんにく2~3かけらをみじん切りにして、オリーブオイルでいためます。
ガーリックオイルですね。
ここで鷹の爪など入れてもおいしいです。ペペロンチーノになります。
オリーブオイルでじゅわじゅわするくらいまで熱します。

温度上げすぎると焦げるので弱~中火がオススメ

【ペンネ】冷水で締める

すぐに食べるならそのままでもいいですが冷凍するならくっつかないようにくっつかないように水で洗ってぬめり取ります。
スパゲッティではなくペンネを選択した理由もこれ。
時間が経つとくっついてしまうんです。
お弁当や冷凍する場合、完成してからさらにオリーブオイル少し絡めるとくっつかなくなって食べやすくなります。

【ペンネ】エリンギを切る

今回の具材はエリンギにしました。
安かったからですね。おいしいし。
しめじかでもいいと思います。
エリンギたっぷり入れます。

切り方は好きにでいいですが、お弁当用なのでちょっと小さめに切りました。

【ペンネ】オイルと和える

さきにエリンギから和えます。
きのこもなすと同様にあぶらを吸うので、こちらから炒めるとエリンギがよりおいしくなると思います。
味付けはペンネを加えてから。

この時点でおいしそう
ペンネ投入

味付けは塩です。
スプーン一杯だったので3.5gでした。
ここで味見をします。
好みの塩の量にしてみて。
あまり味見しすぎるとだんだん味が濃くなります。
1料理につき2回までにとどめると正常な判断ができそう。

【トマト煮】味見

トマト煮はここで味見します。
コクが足りない場合は、私はめんつゆを入れます。
なすを水にさらしたので若干水が多めのトマト煮になってます。
今回は載せませんが、トマト煮のアレンジとしてスパゲッティにしたりグラタンにしたりハヤシライスにしてもおいしいです。
なので今回は少し水を多めに作ってます。
もっと水分絞りたい場合はふたを閉めず開けて煮込んでください。
塩分も濃くなるのでご注意を。

【ペンネ】小分けにして冷凍も〇

お弁当用として冷凍しました。
本来はお弁当に入れる前に解凍していれるのが良いですが、ズボラなのでそのままinします。

【まとめ】

今回は1時間で4品作りました。
平日は仕事なので土日にまとめて作ってしまうことが多いです。
毎週何かしらの料理を作っているので、今後も需要があれば定期的に上げていきたいと思います。
作るのが多いものとして、日持ちするものや常備菜、アレンジできるものが多いです。

短時間で複数品作るために必要なスキルとしては、
・食材を使い切れるレシピの構築
・作り始める順番
・コンロの順番(私は2口のIHを使用してます)
です。これについては別の記事で詳しく書こうと思います。

また、料理をしていくうえで大切なことは
・材料のバランス
・味見の回数
だと思います。
もったいないからとりあえず買った食材全部入れちゃったり。
めんどくさいから下処理なしで入れちゃったり。
料理は構築なので切り方ひとつで味や食感が変わります。
ここがおもしろくもあり、難しくもある部分だと思ってます。

味見については、何回も味見をすると味がだんだん分からなくなるので1料理につき2回かなと思ってます。
最初のうちは何が正しい味なのか分からなくなりますがどこで味見をするか知っていれば段々とできるようになると思います。
何回も作ってる料理は味見しないこともあります

他にも薬剤師としての話や日常の思ったことなどを書いています。
他の記事も見てもらえると嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。

実は料理前にお米も炊いてます。お弁当用にタッパーに分けて冷凍しちゃいます。

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