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【有償依頼の受け方】備忘録・見積書の作成まで

ごきげんよう、かわほりです。
15年程、オーダーメイドやセミオーダーをはじめ、ものづくりをしています。
2020年に個人事業主として開業し、現在も細々とですが経営を続けています。

今回は、知人の新人イラストレーターちゃんから初めてお仕事を受注するから相談に乗ってほしい!と、連絡を貰った時にお話したことをざっくり備忘録として纏めています。

初めて依頼を受ける時、何を伝えればいいのかとか、どういう風に進めればいいのかとか…悩むことが多いと思う。
オーダーメイド系の仕事を始めたいと思って居る方へ、最低限この辺を押さえておくとスムーズに進むよって話を置いておくから参考にしてね。

実務的なテンプレートの例や、受注時の心構えみたいな話は別途有料記事で公開予定ですが、いつになるかはわかりません。
続きも気になるよ~って方は、noteをフォローして頂けると嬉しいです。

値段設定について相談したい、客観的なアドバイスが欲しいという方は有料にてご相談承っておりますのでご一報ください。

4kaninchen4@gmail.com

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:事前準備:
ヒアリングシートを準備しよう。
ex:納期は? どんな色? イメージは? 素材は?
  予算は?   使用用途は? 等々。

制作するものによって、内容は変わりますが発注前に顧客へ依頼し、事前に記入してもらいましょう。
ヒアリングシートがあるのとないのでは作業効率と、お互いにかかるストレス負荷が大幅に変わります。

記入漏れを防ぐ場合はGoogleフォームなどのフォームを使用するのも◎

https://www.google.com/intl/ja/forms/about/



:見積もり:
ヒアリングシートを元に、3種類ほど見積書を提出できるのがベターです。

例えば、A案・B案・C案を作りその中でどんなことが出来るのかを示しておきましょう。
使用する素材で差をつけるのも良いでしょうし、イラストの場合はラフの枚数やリテイクの上限回数等で価格差をつけたりするのも良いかと思います。

個人的にイラスト発注の場合は最低でも2~3パターン程ラフを出して貰えると安心感があります。

「見積もりをください」とお願いをすると、ラフの制作に取り掛かろうとする方が一定数いらっしゃいますが、先ずは「見積もりをください」
相見積もり取って誰に頼むか検討している場合もあるので、ラフの制作に入られてしまうと困ります。
(ラフの制作だけでも本来、料金が発生します)

WEB上で見積書を簡単に作れるサービスもあります。
かわほりはMisocaやFreeeを使用しています。



:見積もりと一緒に伝えて欲しい事:
ざっくりでいいので制作スケジュールを共有してください。
初稿がいつ頃にあがってくるのか、発注者は各工程(ラフや線画など)を何日以内にチェックしなければならないのか、などなどが解ると尚安心です。

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基本編は大体この辺でしょうか…。

私は以前、オーダーメイドのお洋服制作(バンドとかね、コスプレとかね)も行っていた時期があったのですが、こうした受注に関する知識がないまま手探りで進めて結構痛い目を見てきた過去があったりします。

良好な取引をするためには、依頼主(発注者)・製作者共にフラットな関係性を作る必要があります。
そのためには効率的に進めるためにも、いろいろな手順を踏んだ方がいいですし、お互いに認識の祖語がないように進めるほうが後々お互いに嫌な思いをしなくて済みます。

クリエイターとして頑張りたいと、努力をしている方々をかわほりは応援しております。
この記事が何かの役に立てば幸いです。
それでは。また次回の記事でお会いしましょう。

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