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ジェンダーレスってそんなに特殊な事だろうか

ご機嫌よう、Casual  Happiness  Creatorのかわほり兎々です。

贈る人、贈られる人を笑顔にする Gift  Shop - Kaninchen -(カニンヒェン)のオーナー兼作家をしています。

燃えたくねー、という気持ちから毎度この話題には触れたくない触れたくないと思いながらそれでも発信し続ける必要がある気がしていつもこの話題に触れています。
すべては、関わってくれた人みんな幸せになれの精神から。

という事で、本日のテーマ『本当はジェンダーレスを提唱する必要がない』と思っている話、です。


前提として

そもそも誰も攻撃するつもりのある話でなはい、というのを先ず念頭において欲しい。
これができていなくてはダメだという話でなく、あくまで-Kaninchen-を運営している人はこういうことを考えているんだな。というお話です。

結論がズバーッと、タイトルになっているわけですが、本当はジェンダーレスブランドです!なんて公言は本来必要のない事なんじゃないか?と、わたしは常々思っています。

以前にもジェンダーの話については少し、こちらで話しました。
-Kaninchen-では女性向けアクセサリーは作っていないんです。

これに対して『いやいや、明らかに女性向けのデザインじゃん』と思われる方も多分いると思うんです。
けどね、『女性らしさ』『男性らしさ』ってなんでしょうね。
女男の性というものが当てはまらない場合もある中で『性別らしさ』ってなんだろうか?

洋服に始まり、靴、鞄、アクセサリー。自分が身につけるものって自分が好きだから身につけるものだと思うんです。
なので『自分らしい』もっと噛み砕くと『自分の好きなもの』を買って、身につければ良いんです。
そこに性別による括りは必要ないでしょう、と。

で、ネットショップで対面のやりとりがないとはいえ『なんとなく女性向けのアクセサリーっぽいもの』を自分用に買うことへ躊躇する方っているのかもしれないな、と以前から漠然と考えているんです。
作者が性別を加味してデザインしているかいないかは実際のところあまり関係ない気がしていて、買いに来ている方々がどう捉えるか…なのかな、と。


実は作品紹介をするたびに違和感があった

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もしかしたら、名残でまだ直せていないところがあるかもしれないのですが、以前は作品紹介に『女性らしい華奢なデザインです』などの文言をわたしも採用していたことがあります。

ただ、わたしの中でじゃあこの作品は女性しかつけられないのか?と言われれば全然そうではなくて。なんとなく、耳障りが良い様な気がしたからそういう表現を使っていました。

華奢なデザインって話なら、そこに『女性らしい』という言葉は添えなくて良いはずなんですよね。
女性らしさ、男性らしさは個人個人が決めることであってブランド側がわざわざ『これをつけると女性らしいですよー』というのもなんとなく違和感がある。と、あくまでわたしは思っている。

そういうモヤモヤが自分の中で大きくなってからは、性別らしい、という表現をあえて使わなくなった。

何度でも伝えたい『好きなものを好きな様に楽しんで買って、つけてください』


理想の実現にはまだ少し遠い話

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とはいえ現在の-Kaninchen-ではまだサイズの展開が少なく、指輪に関してはサンプルとして作りやすい10号もしくはフリーサイズの指輪が多かったりする現状はあるのですが…(13号とかそろそろ幅を持たせて作りたい)

わたしにできる事といえば、サイズの展開を広げ誰でも買いやすい環境を整える事。

誰でも自分の好きなデザインで、ご自身にあったサイズを選べる様にしていくことです。

そして、作っている人はこういう考えで持って作っているので安心して買ってくださいね、と。わたしがこうして発信していくのは自分の中で好きなものを買いづらいと感じている方が少しでも減れば良いなと思っての行動です。


自分の好きなものを好きだと言える、自分の好きなものを身につけることができる様に。

当ブランドはジェンダーレスブランドです!なんて言葉を高らかに謳わなくとも、誰でも好きなものを買い、好きな選択をし、好きな振る舞いができる。

そもそもそういう言葉を使わないで良い様になると良いな、と思わずにはいられないのでした。


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