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母はうつ病。2.5 病気の意思だから仕方がない

まとめている間にも日々は続く。忘れちゃう前に小話。
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うつ病の症状、そう分かっていても「イヤイヤ」が本当に困ってしまう。
別に家事ができなくても、風呂に入らなくても、何も出来なくても、一旦いい。一旦ね?一旦だから。
因みにずっと良いとは言わない。病気なんだから治療を頑張らないと良くならないから全部のイヤイヤを受け入れるわけにはいかない。
治療とは、だいたいが苦しい。

でも、まぁ、ある程度は病気の症状なんだからしょうがないな〜とは思う。できない、も症状の一つだ。

でも飯は食ってくれ〜〜〜( ;  ; )

本当に困ってる。
だいたいのことを食って寝てお日様の光を浴びれば治ると思っているし、どうやらそれは間違いでなかったようだ。とにかく食べて休んで欲しい。

わかってても食べれないし、休めなくてつらいんだと思う。
しかし食べないとジリ貧だ。食欲減退が本当に強敵すぎる。さすがの私もちょっとめげそうだ。

YouTubeやら何やら、お優しい先人たちが色々な対策を残してくれているがそれは“うつ病の方が自ら見て学びにきた”のが基本。自分で困っているから辿り着いた人と、母条とでは何か違う気がする。
私がいくら知識を入れても治療してるのは私じゃない。

なんか、いいのかなぁ……と漠然と思う。

私は困っている。元気になってまだまだ楽しいことして欲しい。ただ、本人がそう思ってんのかなぁ、はいつも思ってる。
どんな時も本人の意思を尊重したいから、あまり強く踏み込まない。食べたくなくてイヤイヤとずっと言い続ける母に物を食わせるのって、拷問じゃないか。

疑問に思いながら料理をして、母の分も用意する。

いなくても食べれるように極限まで簡単にする。
どれも簡単にあっためれば食べれるもの。バナナヨーグルトは必ず用意してるから冷蔵庫から出すだけで食べれる。でも食べない。冷蔵庫に残っている。めっちゃ落ち込みそうになる。

しかたないのでまぁ〜〜〜これも症状かぁ!!!と割り切ることにした。

これはもう本人の意思じゃない、病気の意思だ。
食事ではなく治療だから、と食べていただく。仕方ないからイヤイヤ言う母になんとか宥めすかして食べてもらう。何かしらは必ず作っておいてあるから放っておいてもヤバいと思ったら自分で食べるだろう。
ていうか、私、料理にはちょっとした自信があるので、私の料理が美味しくないだなんて病気の意思以外の何物でもない

なんだかんだ1ヶ月以上イヤイヤ言いながら食べたから、これからもなんとか食べると思うことにする。薬の相性だってあるだろうし、何かしら方法があるだろう。今は苦しくとも食って寝るしかない。
私も、しょうがないと割り切りたい気持ちと、なんでこうなってしまうんだ、という気持ちで何度もぐるぐるループをしている。
が、やはり病気の意思と割り切るしかない。

まぁ、私もそれなりに頑張るから母条もほどほどに治療を頑張っていただきたい。
色々できなくたって良い。
まずは、ご飯をまた美味しいと思える日が来て欲しい。

忘れないようにもう一度。
なんでこうなっちゃうんだろうと思った時、それの答えは病気の意思だから仕方がない、です。


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