見出し画像

突然消えた個人的なLINEとパソコン

劇団によりますが顔合わせの際、必ずグループLINEを作ります。

この仕組みが出来上がったのもLINEが出来上がった頃だろうし、自分が舞台に立ち始めた頃にはもうその仕組みは出来上がっている。

これがあれば稽古のダメ出しも共有できるし連絡事項もみんなに連絡できる。そこから仲良くなったら友達申請して次の舞台が決まった際に「良かったらきてください」の連絡もできる。

舞台稽古ではすご〜く必要なアイテムである。

(勿論それ以外でも必要なアイテムである)

だけど、それがなくなると凄く不便だということもわかってきた。

それがDULL-COLRED POPさんのワークショップでの話だった。

DULL-COLORED POPさんのワークショップを受けて複雑な感情が入り混じったという感想を書いたのですがこれの一因となる事件が起きました。

座学が終わった頃、参加者全員でグループLINEを作ることになった。まずアシスタントが参加者たちとLINE交換をし、招待を待つ。そこから承認し今回のワークショップのグループLINEに入ることができる。

なのに、

自分のところには招待が来なかった。

それに気づくまでに時間がかかった。人数も多かったので出来上がるのも時間かかると思っていた。それでも来なかった。でも待ち続けた。

でも自宅に帰ってもご飯を食べてもお風呂に入った後も招待の連絡はなかった。唯一夜中にEメールでZOOMでの参加者のミーティングIDとパスコードが送られたくらいでした。

翌日、自分はLINEが来なかった件を相談しました。谷さん含めメンバー全員は「え...」と戸惑っていました(あくまで自分側がされて感じた反応です)。だけどそれからの発展はなかったので結局自分はグループLINEには参加せずアシスタントとメールアドレスを交換してアシスタント経由で連絡を取り合うことになった。

その日の夜に自宅で改めてLINEをWi-Fiを繋いだが(劇場側からNGが出た為)一向に連絡が来ず一度ダブレットでLINEを試したがむしろトークが消えてしまったので逆効果。

休みを経て、4日目に参加した際に新たなグループLINEの存在を知ることになる。ワークショップ全体、パワハラチーム、そして聞かされたのが劇作家チーム(パワハラチームのみ)。自分はとりあえずメンバーからプロットを貰いまずは自分が思う通りの執筆に図った。それも束の間だった。

その後に自分は事故でパソコンが壊れてしまい、使用中止。以後はスマホ、タブレット、ノートで参加。そして俳優チームと一緒に作成する。執筆をバトンタッチする形になってしまったのでその際は自分はほとんど見てばかりだった。申し訳ないし本当に情けないと思った。

以降、自分は消極的だった。グループLINEに入れず、パソコンも壊して使い物にならずただ時間だけが過ぎていくばかり。

そして打ち上げでも早々に帰った(コロナというのもあったので)。

帰る時にふと思った。自分はあの立ち去るシーンと同じことをしている、と。

「私は、間違っていると思う。」

舞台で言い放った台詞が、心に残ったまま去っていった。

自分が帰った後、打ち上げはどうなったのかは知らない。自分から仲良くなった人はいない。誰と誰が仲良くなったのか知らない。そして、自分が何者なのか探る人は見かけなかった。休憩中に周囲がTwitterをフォローし合っていたが自分はなかった。この時は本当に興味がなかった。

あの時、パソコン。Mac book pro。直後に連絡し、修理に出して貰った。それから1週間後に修理代の支払いと共に治って戻ってきた。その時にはワークショップは終わっていたのでデータは出荷状態でもいいと言った(そもそもパソコンの購入がワークショップが始まる1週間前でデータ保存もしてなかったので新品状態だった)が開いてみるとデスクトップに貼り付けられたパワハラチームの第一原稿が残っていた。消してもいいと思いつつも今も残している。今綴っているこのnoteもこのパソコンで使用している。

そしてLINEは今でもあのままだ。あれからグループLINEを作る機会はなかったが連絡や電話はできるようになった(期間中は電波の影響もあってメールも送れなかった)。グループLINEは色んな人に相談した(過去に300人くらいのグループLINEが作られたが普通に入れたし、メールも送れて問題なかった等)。

自分からある程度は手をつけたが問題はなかったそうだ。

じゃあ、何でこんなことになったのか未だに疑問が残ったままだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?