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パニック発作の記録


息が苦しい。頭が痛い。瞬きができない。眼球の奥が痛い。体が動かない。指を動かすのが辛い。涙が出る。悔しい。目の前がぼやける。死にたい。でも自殺は嫌だ。怖いし。人生を諦めたみたいでダサい。いっそ殺されてしまいたい。辛い。解放されたい。誰かにこの辛さをわかってほしい。涙が落ちた。自分の弱さが憎い。涙が止まらない。1人で寂しい。父に誘われたディズニーランドは行きたくてたまらないがテストを休んでる人間が行っていいわけない。誰かに抱きしめてほしい。嘘でもいいから「辛かったね」と同情してほしい。4日ぶりに吸った外の空気は油の匂いがした。近くの工事現場からの匂いだ。最悪な匂いだった。いま家の屋上の入り口に腰掛けている。下の階から聞こえる冷蔵庫を開ける音にいちいちびくついているのが情けない。ああ、友達に見せる顔がない。どんな顔をされるだろうか。また呆れられるのだろうか。それでも私はまた笑って冗談を言うのだろうか。頼り方を知らない長女の悪い癖だ。これだけは3年かけても治らなかった。


後記

これは、私がパニック発作になった時に泣きじゃくりながら携帯のメモに書いた文章です。他のところに残すつもりが、ボツになったのでここに残します。



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