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閉じない。拾う。【Connect the future】

これからのフォーデジットをつくっていくメンバーと、代表 田口が過去、現在、そして未来についてトークを繰り広げる【Connect the future】。今回は、入社から4ヶ月というフォーデジット史上最速でのMVP受賞に輝いた長沼奈摘。「いまや無くてはならないプロジェクトの中心」とメンバーに言わしめる、その人柄と仕事ぶりに田口が切り込みます。

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長沼奈摘
埼玉生まれ、宇都宮育ち。大学進学とともに上京し、工業大学でシステム工学を学ぶ。卒業後は大手SIerに就職。7年間キャリアを積んだ後、人生初の転職で2021年3月フォーデジットにジョイン。契約関連業務や、クライアントとの窓口業務、ディレクターのフォローを一手に担う敏腕アシスタント。

インフラ屋さんからの卒業

田口
ゆっくり話すのは初めてですよね。

長沼

ちょっと緊張してます(笑)。

田口
じゃあまずはプロフィール的なところから…(笑)。フォーデジット入社前は、SIerでどんな仕事をしていたの?

長沼
インフラの構築をする部門で、プロジェクト管理を担当していました。直近数年は、AWSのインフラ構築がメインでしたね。

田口
転職しようと思ったのはなぜ?

長沼
インフラ屋さんとして、ずっと外から見えない部分の仕事をしていたのですが、元々Webデザインにも興味がありまして。転職すると決めてからは、なかなかない機会なので、かなりあちこち受けました。

田口
フォーデジットは以前いた会社とは、規模もカルチャーもかなり違うと思うんだけど、実際に入社してみてどうですか?

長沼
「距離が近い」という感想が一番ですかね。部署間の壁が高くないし、それぞれのメンバーが何をしているのかが見えやすいです。入社前はフォーデジットの男女比は半々くらいと聞いていましたが、配属されたチームは全員男性だったという…。ただ、年代的にも近い方が多いし、皆さんゴリゴリガツガツしていないので、仕事がしやすいです。

田口
ゴリゴリした感じは苦手なんだ?

長沼
以前は、周りが年齢層高めの男性ばかりで、当たりが強いなと感じることも多くて。見くびられないようにしなきゃと気を張っていました。そういう意味では、ゴリゴリへの耐性はあるのかもしれませんが、本来気が弱いタイプなので…。

田口
なるほど。

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見逃さず、見過ごさずに対応

田口
入社半年を待たずしてMVPを獲得したわけですが、業務の方はどうですか? 担当してもらっているプロジェクトはスケールも大きいし、日々の運用と追加開発に向けた動きの並走で、かなり慌しいと思うのだけど。

長沼
とにかく色んなタスクが次々と発生するので、入社して最初の1ヶ月は「おおっ…!」と内心どよめくこともありました。ただ、あらゆるタスクを拾い切るのが自分の仕事だと思って入社しているので、そういう意味でのギャップを感じる場面はありませんでした。

田口
MVPの授賞理由を見ると、「チームのふわっとしたところを支える走力」「閉じずに拾うスタンス、落とさずに回せる視野や責任感」「上記により生まれるプロジェクトでの存在感」という言葉が並んでいるんだけど、まさに抜け漏れを拾いに拾ってメンバーを支えたんだね。「あそこは誰々さんが見てるはず…」って閉じた瞬間に、色んなことが漏れたり危なくなったりするからね。

長沼
自分が気づく限りのところを、ただひたすらに対応し続けた感じです。メンバーの皆さんも、お互いを気遣うというか、「大丈夫かな?」というアンテナを張っていらっしゃる方ばかりなので、「閉じない」スタンスはチーム全体にあるかなと思います。

田口
「大丈夫かな?」からの実際のアクションが大事ですよね。「大丈夫かな?……(おわり)」じゃなくて。

長沼
確かに。そうですね。

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アジアNo.1への通行手形

田口
じゃあ、続いてこれからの話を。フォーデジットはアジアNo.1を目指してます。…目指してますか?

長沼
もちろんです!(笑)

田口
そんな中で、今後チャレンジしたいこととか、思い描いていることはありますか?

長沼
すごく直近の話になるのですが、英語の上達がマストだと思っています。今のプロジェクトでは、ベトナムブランチのメンバーと連携して開発を進めているので、日常的に英語でのやりとりが発生するのですが、円滑なコミュニケーションのためにはこのままではダメだなと…。

田口
今後、ベトナム以外の海外の拠点と一緒に仕事をする機会も確実に増えていくから、英語はできた方がいいね。

長沼
はい。まずは、読み書きだけでも不自由なく対応できるようにしたいです。勉強がんばります。

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「完走」を目指せる気概

田口
今日会話してみて感じたけど、長沼さんはチャキチャキ感があるよね。プロジェクトメンバーに愛され、かつ頼りにされているのがよく分かった気がします。初めの方で「気が弱い」と話していたけど、仕事に対する気概というか、どんな時も投げ出さないスタンスには、ものすごく芯の強さを感じます。これまでのキャリアがそうさせるのか、はたまた北関東の血なのか…。

長沼
宇都宮由来の(笑)。やっぱり、前職での経験によるところは大きいかもしれません。納品3日前にトラブルが発生して、深夜に眠るためだけに自宅に帰る以外は、ずっとマシン室から出られなかったこととかもありましたから。担当案件は全般的にセキュリティ要件も厳しかったので、「何とかしないと部屋から出られない」という環境で…。その経験に鍛えられたのだと思います。

田口
きついね…! ただ、この仕事の核心を突くエピソードだと思う。僕たちの仕事は、品質をクリアできるかという観点も含めて本当の意味で「納める」ことができないと、完結しないからね。「売れたら終わり」の世界じゃない。だから、あるべき結果を出すまでは、逃げずにやり切るスタンスは本当に大切で、それが仕事をする上でのバックボーンとしてあるのはすごくいいことだなと思います。

長沼
ありがとうございます。MVP受賞に恥じない働きをしたいと思っています。チームに貢献できるアクションをし続けます!

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編集・執筆 glassy&co.
撮影 吉田周平