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あなたのお子さんは大丈夫ですか? ~ワーママがやわたの森Kidsを創ったワケ

クレイジーな2児のワーママが、やわたの森Kidsを立ち上げた理由。それは、ひとえに日本のこどもたちに対する強い「危機感」です。


私は、これまでのお仕事で、国際交渉において日本チームの惨敗を何度も見てきました。トップ大学を出て、英語も堪能なチームが惨敗するのです。なぜでしょう。私は、交渉力そのものも大事ですが、日本チームには、その土俵やルール作りができる能力が十分ではなかったのではと考えるようになりました。例えば、オリンピックでも、競技自体に勝つ力をつけることも大事ですが、フィギュアスケートの採点基準を日本に有利に設計することも大事ですよね。日本はそういう枠組み作りが苦手です。

日本が国際競争力を30位下げた30年。ではこの先の30年、世界はどうなるの?一つ言えるのは、こどもたちの競争相手が、海外の優秀な人材だけでなく、AIやロボットにまで広がるという見通し。30年までに30%の仕事が代替され、それを埋める雇用創出が間に合わない。

さて、母になった私の危機感は増える一方。今のこどもは、我々の時代にも増して知識・ルールに閉じ込められている?自己肯定感が低く、将来に対する強い不安を持っていることは、国際統計が示す通り(文化の差もありますが欧米では、自分にも、将来にも、自信がある!という回答が多数)。これまで日本が上位だったOECD調査でも、論理的思考・説明力の弱さが露呈されるように。更に、全国で小学生に夏休みに何したいか調査したところ、「何もない」との回答が上位にきたり、遊具のない更地に出されると遊び方がわからないこどもがたくさんという話もよく聞きます。

なんか、日本のこども、元気ない!?大丈夫!?

教育現場や家庭も、この危機的状況を目の当たりにし、解決の努力を払っているのだけれど、システムが大きくなりすぎて思うように動かず、皆が無力感、不安感を抱えているのではないでしょうか?ある方が、受験を、皆がおかしいと思いながらも「降りられない戦争だ」とおっしゃっていたのが、まさにそれだと。

次回は、実務者のお話や数々の最新研究を基に考え出した、やわたの森Kidsが考えた、日本のこどもたちの危機問題に対する「答え」をお伝えします。

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