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UbuntuでゲーミングPCを構築できるのか #1

Ubuntu (Linux)と聞くと、ビジネス特に開発系のOSで、とっつきにくいイメージがあると思います。Ubuntuソフトウエアの中でPCゲームでお世話になっている人も多い「Steam」がありますので、それを活用したら、古いPCでもゲーミングPCにできるのかというところを見ていきたいと思います。

ベースとなるPCについて

これまでWindows 11にアップグレードできないPCをテーマにいくつか記事を書いてきましたので、そのくくりで今回も進めていきたいと思います。

PCスペックについて

今回は、デスクトップPCで行っていきます。とはいえ、パーツをかき集めた自作PCになり、雑ですが、今回検証に使用したPCパーツは、下記のとおりです。グラボだけは、直近モデルです。

CPU : Intel Core i7 4790K
マザーボード : MSI Z97 Gaming 5
メモリー : DDR3 8GB × 4 = 32GB
M.2 SSD : SP 128GB
SATA SSD : Western Digital WD Blue 500GB
GPU : MSI AMD RADEON RX6600XT
PSU : FSP 750W
ケース : Thermaltake Versa H26
OS : Ubuntu 22.04 LTS

以上の構成でUbuntuでゲームができるのか検証していきます。

ゲームタイトルは、どれくらいあるのか

UbuntuでゲーミングPC構築と言っても、そもそもOSに対応したゲームタイトルが無ければ、意味がないと思います。どんなゲームが対応しているのかを調べていこうかと思います。(Playするしない関係なく)

いわゆるFPSゲームは対応していないケースが多い

最初にSteamを使ってゲーミングPCにするという命題があるのですが、Steamを確認する前に有名どころのタイトルを最初に見ていきます。

有名どころのゲームタイトル
・ APEX LEGENDS >> Windowsのみ
・ FORTNITE >> Windowsのみ Mac制限あり
・ VALORNAT >> Windowsのみ
・ GTV V >> Windowsのみ
・ ファイナルファンタジーシリーズ >> Windowsのみ
・ ドラゴンクエストシリーズ >> Windowsのみ
・ 原神 >> Windowsのみ

見ていただければわかる通り、有名なタイトルは、ほぼUbuntu対応タイトルがありません。

次にSteamでの売り上げトップカテゴリー(言語を日本語)でどれくらいタイトルがヒットするかというと、
Windows >> 5,936件
Ubuntu (Linux) >> 772件
圧倒的に少ないのでした。この中で有名どころのゲームタイトルを見ると

Steam でのUbuntu (Linux)対応の主なゲームタイトル
・ Sid Meier's Civilization Ⅵ
・ Hearts of Iron Ⅳ
・ Transport Fever 2
・ Cities: Skylines

がありました。どちらかというとシミュレーション系ゲームタイトルは、対応しているようです。

Steamをインストール

Ubuntuライブラリーからインストール

ライブラリーにSteamがありましたので、そちらからインストールし、Steamを起動してみました。結論から言うと、Steam起動しませんでした。
起動させてトレイ内には、Steamがあるのですが、そこから、どんな操作をしても進まない…。原因不明ですが、全く起動しませんでした。

Steamから直接ダウンロード~インストール

検証が頓挫しそうになりかけている中、Steamから直接ダウンロードして、インストールすれば良いのでは?と思い、Steamのサイトへ

ブラウザでトップページの「Steamをインストール」をクリックして、.debファイルをダウンロードしました。(OS選択のSteamアイコンを選択)

Steamのファイルバージョンが違うようなので、Ubuntuライブラリーからではなく、直接、Steamのサイトからダウンロード、インストールした方が良く、正しくインストールされると右上のトレイにSteamのアイコン表示と右下にSteamのショートカットアイコンが出てきます。

Steamを起動させたデスクトップ(タイトル画像では、上が切れているので)

次回は、実際にゲームプレイしていこうかと思います。

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