UbuntuでゲーミングPCを構築できるのか #1
Ubuntu (Linux)と聞くと、ビジネス特に開発系のOSで、とっつきにくいイメージがあると思います。Ubuntuソフトウエアの中でPCゲームでお世話になっている人も多い「Steam」がありますので、それを活用したら、古いPCでもゲーミングPCにできるのかというところを見ていきたいと思います。
ベースとなるPCについて
これまでWindows 11にアップグレードできないPCをテーマにいくつか記事を書いてきましたので、そのくくりで今回も進めていきたいと思います。
PCスペックについて
今回は、デスクトップPCで行っていきます。とはいえ、パーツをかき集めた自作PCになり、雑ですが、今回検証に使用したPCパーツは、下記のとおりです。グラボだけは、直近モデルです。
以上の構成でUbuntuでゲームができるのか検証していきます。
ゲームタイトルは、どれくらいあるのか
UbuntuでゲーミングPC構築と言っても、そもそもOSに対応したゲームタイトルが無ければ、意味がないと思います。どんなゲームが対応しているのかを調べていこうかと思います。(Playするしない関係なく)
いわゆるFPSゲームは対応していないケースが多い
最初にSteamを使ってゲーミングPCにするという命題があるのですが、Steamを確認する前に有名どころのタイトルを最初に見ていきます。
見ていただければわかる通り、有名なタイトルは、ほぼUbuntu対応タイトルがありません。
次にSteamでの売り上げトップカテゴリー(言語を日本語)でどれくらいタイトルがヒットするかというと、
Windows >> 5,936件
Ubuntu (Linux) >> 772件
圧倒的に少ないのでした。この中で有名どころのゲームタイトルを見ると
がありました。どちらかというとシミュレーション系ゲームタイトルは、対応しているようです。
Steamをインストール
Ubuntuライブラリーからインストール
ライブラリーにSteamがありましたので、そちらからインストールし、Steamを起動してみました。結論から言うと、Steam起動しませんでした。
起動させてトレイ内には、Steamがあるのですが、そこから、どんな操作をしても進まない…。原因不明ですが、全く起動しませんでした。
Steamから直接ダウンロード~インストール
検証が頓挫しそうになりかけている中、Steamから直接ダウンロードして、インストールすれば良いのでは?と思い、Steamのサイトへ
ブラウザでトップページの「Steamをインストール」をクリックして、.debファイルをダウンロードしました。(OS選択のSteamアイコンを選択)
Steamのファイルバージョンが違うようなので、Ubuntuライブラリーからではなく、直接、Steamのサイトからダウンロード、インストールした方が良く、正しくインストールされると右上のトレイにSteamのアイコン表示と右下にSteamのショートカットアイコンが出てきます。
次回は、実際にゲームプレイしていこうかと思います。