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UbuntuでゲーミングPCを構築できるのか #3

UbuntuでゲーミングPCになるのか検証の続きです。今回は、実際にプレイできるのかを検証していきます。前回は、↓から


Cities: Skylinesをプレイしてみる

最初から…。

まずは、起動できませんでした。というよりフリーズしてしまいました。
サブスクラブしているMODやアセットを全OFFしているにも関わらず。
調べるとメモリーをフルに使用し、スワップまでもフルに使用している状況です。(メモリー : 33.5GB, スワップ 2.1GBまで使用していました。)

フリーズ直前のシステムモニター

原因を想像してみると、MODやカスタムアセットを大量にサブスクして、これらを全てオフにしてもダメなのかもと思いました。とはいえ、今さら、バニラに戻すのもためらいが…。

まずは、アセットの整理

まずは、Windows環境でMODやカスタムアセットの整理から始めました。
なぜWindows環境で行う理由は、アカウントにこれらは、紐づけされているので、Ubuntu環境でもWindows環境でも、同じアセットを読込します。

動作状況がよくわからないUbuntu環境で行うより、確実に動作するWindows環境で整理した方が早いという考えです。

Window環境でMODの「Loading Screen Mod Revisited 1.1.9」のログからエラーを出しているアセット類を確認します (251もありました…)

特にエラーを出しているアセット類の整理をし、少なくともこれらの不足やエラーがフリーズの原因にならないようにします。ただ、アセットの数は、膨大になりがちなこのゲーム。数を減らせたら、減らしたいところです。
しかし、現状、アセット数は、2,000オーバー…。

ゲーム環境の整備

なんとかアセット類の整理をし、アセット不足も5までにしたところで、起動できるか試してみます。ちなみに不足の5は、サブスクを解除しても消えない不足です。

Windows環境でアセット類を整えて、Ubuntu環境で起動できるかを試していきます。ただ、Windows環境で気になった点があります。以外にもメモリーを相当な割合で喰ってしまっている点です。(27.5GB位)

Ubuntu環境では、MODを使うつもりは、ありませんでしたが、起動状況を確認するため、「Loading Screen Mod Revisited 1.1.9」だけONにして確認することにしました。

いざ、起動確認へ

Loading Screen Modで起動状態を確認しつつ、デフォルトのシナリオを読込ます。アセットでエラーを出していますが、何とか起動しました。

起動後システムモニターを見てみると、メモリー使用量が改善されました。

ゲーム起動後のシステムモニター

起動できなかった原因は、アセットエラーが原因かと思われます。
Windows環境で可能な限り、アセットを整理しましたが、一部のアセットにおいては、Ubuntu環境でエラーを起こすものもあるようです。

Windows環境でエラーがある状態のまま、Ubuntu環境にてプレイしようとすると、環境の違いでエラーを起こすMODやアセットが含まれている可能性があり、それが原因でゲーム起動できなくなるという推測です。

Ubuntu環境に移行する前にMODやアセットでエラーや不足を出しているものは、限りなく整理してから行った方が良いのでは、と思います。

プレイしてみて

ゲームプレイ自体、何の問題なく動作してくれています。マウス、キーボード操作も問題なく、Windows環境と変わらないゲーム環境です。

ただ、ウインドウモードでは、下の部分が欠けてしまい、ゲームコンソールが隠れてしまいます。

Cities: Skylines ウインドモード。ゲーム操作パネルが画面外に

Cities: Skylinesでいうと、フルスクリーンモードでプレイするのが良いと思います。

Cities: Skylines フルスクリーンモード

Steamでもゲームプレイ可能とあるだけに、今回のようにMODやアセットが無い状態であれば、プレイ可能ですし、動作も問題ないと思います。

個人のゲーム環境課題は、既にインストールされているMODやアセット類がUbuntu環境でも使用できるのかを確認と整理が必要かなと思いました。


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