UbuntuでゲーミングPCを構築できるのか #7
UbuntuでゲーミングPCになるのか検証の番外編です。今回は、気になった事を検証していきます。前回は、↓から
気になることがあったので番外編
いくつかのゲームタイトルをプレイして、まとめようと当初考えていたのですが、プレイした中で気になることがあったので、調べようと思います。
メモリー喰いゲームは、OSを変えても同じなのか
Cities: Skylinesのプレイでメモリーを相当喰っていました。俗にいうメモリー喰いゲームは、OSを変更したら、どんな変化があるのかを調べます。
手持ちのゲームタイトルでメモリー喰いするタイトルは、これかなと。
マップ拡大する分、メモリーを消費していく。
車両を追加する分、メモリーを消費していく。
メモリー消費検証には、うってつけのゲームタイトルかもしれません。
メモリー消費ゲームタイトルは、Transport Fever 2です。
好きなゲームタイトルでありますが、Windows環境でのメモリー消費が…
推奨環境が今のUbuntu PCでギリギリな環境です。推奨環境は、↓です。
まずは、ディスク容量確保
このUbuntu PCには、M.2 SSD 128GBとSATA SSD 500GBが接続されています。さすがに128GBでは、ディスク容量が厳しいので、SATA SSDにSteamのゲームタイトルを収納するようにします。
手順は、Windowsと変わらないと思います。まずは、Ubuntu側でSATA SSDをマウントしておきます。マウントが終わったら、以下の順番で進めます。
デフォルト設定が終わると、ダウンロードされるファイルは、設定したドライブにインストールされます。既にインストール済タイトルを移行することもできます。
Windowsと異なる点は、起動すると、Steamのストレージ情報が消えてしまうので、Steam起動後に再度、ドライブを追加しなければならない点です。Steamのストレージ設定を再度、行えば、問題無いですが、手間です。
(デフォルト設定しても、シャットダウンすると、戻る)
プレイセット からゲーム起動まで
まずは、メモリー消費が大きいマップサイズ最大を選択。経営モードより、マップの重さを作成したいため、費用なしScript Modを選択しました。
他は、バニラでゲームをしてみます。
まずは、ゲームの読込からです。推奨許容範囲ですが、それなりにメモリー消費しています。どちらかというとCPU処理の方が気になりますが、起動時なので、問題ありません。
スクリーンショットを撮るためにウインドウモードでプレイしています。
メモリー使用量は、Ubuntu自体でだいたい4.7GB程度使用しています。ゲーム起動直後と同様位です。
ゲームがロードされるにしたがってメモリー使用量は、当たり前ですが、増えていきます。ちなみにこの状態でMODを使用していません。ほぼバニラです。(資金無限のMODだけ適用)
ゲームがロードされると、ほぼバニラ状態で8GB程度メモリーを使用します。ゲームが進行すれば、多少、メモリー使用量が増えると思いますが、思ったより消費が控えめです。
MODを追加してみる
ここからは、MODを追加していき、メモリー使用量の変化を見ていくことにします。先に書いておきますが、こちらのMODも適合を厳密にチェックされます。Windowsで大丈夫だったMODでも、エラー、ゲームシャットダウンされる場合がありますので、ご注意を。
MOD数をどれくらい増やすとメモリー使用量が上がるのかを確認していきます。主に車両やホーム等の設備系MODを中心に足していきます。
最初は、MOD数30からです。
30追加した時点で、メモリー使用量が1GB上がりました。使用量が増える予想は、していましたが、いきなり増えるものなのかと。
次にMOD数を合計100にします。(70 MOD追加)
1GBくらい使用量が増えました。同様にMODを200にした場合と300にした場合、メモリー使用量の変化を見てみます。
それぞれメモリー使用量が増えています。MODにもよりますが、それなりにメモリーを消費します。
結論(?)
記事を書くペースとゲーム進行のペースがあっていないので、中間的な結果になってしまいますが、一旦、まとめます。
(このゲームは、進行していく中、特に街や地域が拡大するとメモリーを消費する)
メモリー喰いゲームの基本的な振る舞いは、OSを変更しても変わらないと思います。今のところ、思ったよりメモリー使用量が少ないなという印象です。これは、もう少し、ゲーム進行した中で変わってくるかもしれません。
もうひとつ思ったのは、PCスペック的に厳しいかもと思っていたのですが、殊の外、どのゲームタイトルでも動作に不満を持つこともありませんでした。ちょっと古いPCでもUbuntuなら、あとひと頑張りできるかもと。
PCスペック的に強いて言うなら、さすがにCPUクーラーがリテールというのは、厳しいかもしれないと感じています。(ゲーム起動時のCPU温度が80℃を一瞬超えました)
ゲームプレイは、しばらく継続してみようと思います。もし、変化等があれば、こちらに追記していきたいと思います。
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