活動を自分ゴト化する〜9月の活動を振り返る〜
みたかジュニアビレッジの早瀬です。
今回のテーマは9月(9/1, 9/13)のみたかジュニアビレッジの活動まとめです。
9月は新しい学期となり、気持ちも新しく活動に臨んで行けたのではないでしょうか?
今回のトピックはこちら↓↓↓↓↓↓↓
さつまいもの講座
国際基督教大学の藤沼先生による「さつまいも」の講座を実施しました。
ウィスコンシン大学マディソン校やアメリカ政府機関での勤務、オーストラリアの大学で教鞭を取るなど、高いレベルの経験をされている藤沼先生。
明朗快活に、子供達にも分かりやすい、親しみやすい進行をしてくださったのが印象的でした。
先生の詳しい経歴などの情報はこちらから↓
https://researchers.icu.ac.jp/icuhp/KgApp?kojinId=100286
今回の講座を一言で表すと「相互参加型」
問題に対して、頭をフル回転させて、メンバーと意見を共有して、たくさんの考えを導き出す。
「さつまいもを含む貯蔵根はどうして大きくなるのか」という課題に対して、
「防災倉庫と同じ役割でいざという時のための貯蓄じゃないの?」
「じゃあ、なんで根っこで大きくなるんだろう」
「猫とか狸とか他の動物に食べられないためじゃない?」
「人参は一個しかないのにさつまいもはなんでたくさんできるんだろう」
これまで学んだことから転用したり、
理科の情報と社会の情報を組み合わせたり、
色々な考え方で答えを導いていく生徒たち。
それに対して、藤沼先生から新たに、「さつまいもはなぜ甘いか」という追加クエスチョンも。
さらに考え、生徒だけでなく、サポーターも運営陣も、全員で答えをさがすことに。
「植物は光合成で何ができる?」
「炭素ができるけどそれって砂糖の元じゃない?」
「さつまいもは冬の時期どうなってるっけ?」
最後まで頭を使って、使って、使いまくる。
そして、農作物の光合成に関する生産科学、砂糖の成分に関する栄養学、紅葉の仕組みに関する気候学、食べ物の保存に関する社会学など新しい知識をたくさん蓄える。そんな講座となりました。
そして、こんなことを学びとってくれると期待しています。
今回の講座はさつまいもの知識はもちろんのこと、今後の商品開発を進める上でも非常に大事な学びとなったはずです。
正直、今回の形式の講座は難易度が高いことだと思います。
意見をなかなか出せない子もいました。
間違った意見や他の人と違うことを言うことがダメなことだという意識が刷り込まれているかもしれません。
未完成でいいんです。自分なりに考えたことでいいんです。
どんな意見や考えもチームが前に進むことに貢献するんです。
あの車やバイク、ジェット機で有名なHONDAは「ワイガヤ」といって、新入社員であっても、どんな意見でもワイワイガヤガヤ話し合うことで、たくさんのヒット製品を世に送り出しています。
詳しくはこちら↓
ためらわずにどんなことでも考えを表に出す。
そして、お互いの考えを理解し、よりよい考えに磨き上げていく。
そんなことができたら、今後の商品開発のみならず、高校生での部活、大学でのサークル活動、社会人でのミーティングなどなど、間違いなく人生をよりよくしてくれるでしょう。
図らずともこのような学びを生んでくださった、藤沼先生には非常に感謝です。藤沼先生の授業めちゃ面白いのでまた受けたいですね!
畑作業
恒例となったつる返しの作業。
3回目とあってみんなテキパキと行動していました。
初回の畑作業では言われて行動が多かったと思いますが、今回は率先して指示がない状況でも、作業が終わってしまいました!
日々の生活ではまだまだ言われたことをやることが多いと思うけれど、
少しずつ、自分で考えて動く経験値を積んでいって欲しいなと思います。
マーケティング会議
何のためにさつま芋を育てて商品を作ろうとしている?
どんな人たちが四中ゆないとに関わってくれていて、四中生はどう関わる?
どんな人に商品を買ってもらいたい?
など、方向性やペルソナの策定に取り組みました。
思いつきで考えがちですが、論理的に考えることも重要です。
知識や経験をもとに、自らの頭をフル回転してアイデアを考え、チームのみんなとアイデアを合わせて、さらに磨かれたアイデアにしていくという、藤沼先生の授業で体感したワークを実践していきました。
徐々にメンバーの発言も増えてきています!
自分の意見を表現する面白さを実感してほしいですね。
以上、9月の活動を振り返ってみました!
正直、現段階では比較的単純作業が多いです。
しかし、今後の商品開発やマーケティングを通じて、蓄えた知識や経験を元にアイデアに発散させることになると思うと楽しみですね。
引き続きいいね&応援よろしくお願いいたします!
執筆: 早瀬
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