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ひとりで仕事をしない

柴田史郎

ふと昨日頭に浮かんだ言葉「ひとりで仕事をしない」。

このフレーズはいろいろな解釈ができる。在宅勤務に限界を感じている人には、オフィスでみんなと働く風景を想像させるかもしれない。仕事の悩みを抱えている人には、誰かに相談するように後押しするかも。難しいプロジェクトを成し遂げた人達には、チームで働く強さを再認識させる。家族のサポートがあるからこそ、自分の仕事ができている、という理解もあるだろう。

「シンプルにする」という指摘

今の会社では四半期に一度、一緒に働く社員からフィードバックをもらう機会がある。最近デザイナーの人からもらったフィードバックがこれ。

シンプルに言うと、
会社としてやるべきこと、みんながやるべきことを
「シンプルにすること」なのではないでしょうか。
柴田さんのミッションというのは。

もうどの資料だったか忘れたのですが、
柴田さんのつくった3年後の話か何かをみたとき
企業としてめちゃくちゃ複雑だな、こんなせんとあかんのか...!
って思った記憶があります。
企業といえば、まあ砂糖水をたくさん売ったりすればいいわけで。

確かにちょっといろいろと複雑に考えすぎている。もっとシンプルにする方法がありそうだなーというのは気づきだった。そのときに、「もしかしたらいまの管理部門のテーマとして『ひとりで仕事をしない』はふさわしいかも」という着想が浮かんだ。

今働いている会社の社風は「個人の能力でなんとかする」という感じだ。そこに「組織力」的な要素を入れようとしている。だからこのフレーズはぴったりだ。つまり今後3年は「ひとりで仕事をしない」ってことを目指しますよ、といえばいいのだ。

「ひとりで仕事をしない」はいろんな解釈ができる。でも、「個人の能力でなんとかする」という仕事のスタイルは大きな意味で否定しているフレーズなので、方向性として間違ってない。共有せずに独断で動くとか。引き継ぎができないような仕事のやり方とかをやめるとか。これぐらいのまとめ方だと「シンプル」だし、でも解釈次第で広がりがある。

これはいいなと思ったのでツイートを引用しておく。「ひとりで仕事しなくていいですよ」って言えるのもいい。

多義性のある言葉には、ゆるやかにチームをまとめる効果がある

経営理念が最たるものだろうが、いろんな解釈ができる「多義性のある言葉」というのは非常に面白い。いろんな解釈ができるのに、なぜか同じフレーズというだけで、チームをまとめる効果があるのだ。

複雑なものをシンプルにまとめるために、多義性のある言葉を上手く使っていこう。

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柴田史郎

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