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達成・解決まで「あと少し」なのに、諦めてしまう問題

まとめ

・他の人が諦めたとき「あと少しなのに」と思うことがあったが、本人には伝わらなかった。なぜか?
・理由1:経験者にしかゴールが見えてない
・理由2:ゴールまでの試行錯誤をする気力が残ってない
・必要なのはペースメイクかも
・これを「達成までのラストワンマイル問題」と名付けるのはどうか

他の人が諦めた行動を見て、「あと少しなのにな・・・」と思うときがあった

ここで「もうちょっとなのに!」と言ってもあまり伝わらない。伝わらない理由を考えてみたくなった。

伝わらない理由1:本人にはゴールが見えないから

知らない場所にはじめて行くときを想像してみる。行きは時間が長く感じる。帰りは同じ道なのに短く感じる。帰りはゴールまでの距離がイメージできるからだ。

口頭で伝えても経験者にしか「ゴールまでの距離」がわからないケースはあるだろう。

伝わらない理由2:「ゴールには近いけど険しすぎる道」で疲れて、別の道を探索する気力がない。

険しい道で試行錯誤しすぎて気力が残ってないパターンもある。よかれと思って本人の自主性に任せてたら気力が尽きてしまうパターン。このときは「もう少し」と言っても、そこから別ルートを教えても、もう元気がなかったりする。

必要なのはペースメイクかも

書きながら気づいたことがある。「ゴールまでもう少しだから、もうちょっと頑張ればいいのに」と思っているとき、「もう少し=簡単」と無意識に考えていた気がする。実際には最後の詰めが一番大変だったりする。

本人が最後まで同じ労力でいけると思ってるなら「最後が大変だから」とペースメイクする。

本人が過剰に心配してることもありそう。

ペースメイク側も「必要な労力」や「ゴール」が見えてないときもある

一緒に試行錯誤してるパターンだ。こういうときは、依頼する側、ゴールを設定する側の問題だったりするので、今回の話とは別だろう。今回の話は、「あと少しなのに」と思っている側が、ゴールが見えている前提だ。

「達成までのラストワンマイル問題」と名付ける

通信業界で、電柱までは回線が来てるのに、家に回線を引くまでの最後の人区間が大変、みたいなフレーズがあるらしい。

「ラストワンマイル」という言葉が使われる。最後の1マイルに回線を敷設するのが難しいという意味で使われる言葉だ

まだまだ奥深い集合住宅のラストワンマイル 技術だけでは解決できない深い問題


今回は以上です!



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