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今の自分が達成できそうな目標は、将来成長した自分には物足りない可能性がある

まとめ

・今の自分が達成できそうな目標は、将来成長した自分には物足りない可能性がある。どうすればいいか?
・どのように物足りないのか、今の自分にはわからない。ただ、将来自分が成長したとき、「なぜもっと早く気づかなかったんだ」と後悔することは間違いない
・結論:自分の成長を前提にした目標設定とは、「将来成長した自分の後悔」を想定しておくこと。すると後悔しても落ち込まない。

自分の成長を前提にした目標設定とは

最初にこのブログとほぼ同じ内容を書く。

今の自分からみて達成できそうな目標を設定したとする。

将来の自分は今の自分より成長している。

成長した将来の自分は同じ時間でもっと難しいことができる。本来は成長を踏まえて目標設定をしたほうがいい。

以上が、上のブログに書かれている内容のおさらいだ。ここからは私なりに考えてみる。

今回は成長のうち「質的変化」を考える

「ランニングで走れる距離を2倍にしたいと思ってたけど実際には3倍走れた」を量的な変化による成長とする。今回は「ランニングで走れる距離を2倍にしたいと思ってたけど、実際にやりたいのはランニングじゃなかった」という認識の変化を「成長」として考える。

質的変化を「人間についているレンズの変化」として理解する

人間は、自分についてるレンズを通して世の中をみている。

装着されているレンズは「自分そのもの」だから、自分ではどんなレンズがついてるか認識できない。

しかし、ある日突然レンズがはずれて、別のレンズがつくことがある。

外れたレンズは自分で認識できる。これが「過去の自分はなぜあんなことで悩んでいたのだろう」現象だ。また、世の中は何も変わってなくてもレンズが変わったので、自分の世の中への認識が変化している。

時が経つとレンズAをつけていた自分のことは思い出せなくなる。レンズBがついている自分が当たり前になってしまう。

レンズが外れるのは、いまのレンズで世の中を眺めることに限界がきたとき

一定の悩む期間(葛藤)があり、今のレンズで世の中を眺めることに限界がくることで外れる。ここが一番苦しい時期だ。どれぐらい続くのかはわからない。10年とかもありえると思う。

余談:自分が過去につけていたレンズと似たレンズをつけている他人に、人は何かをいいたくなる

「こうすればいいのに、なんでやらないの?」と他人に言いたくなったことはないだろうか。自分と似た種類のレンズをつけてない人に伝えても無駄なことも多い。

「質的変化」の成長後、目標はどう変わるのか?

この図を上から眺めてみる。

こんな感じ。

今の自分のレンズで見えている範囲を加える。

レンズが変わることで、見える範囲が広がる。

今の自分が想定してなかったところに、本来達成すべき目標があったことがわかる。

上から見た図と横から見た図を並べてみる。

レンズがはずれた瞬間は「なぜもっと早く気づかなかったんだ」と後悔する

後悔したタイミングが目標を再設定するタイミングとなる。

結論:自分の成長を前提にした目標設定とは、「将来の自分の後悔」を想定しておくこと

後悔するぐらいの認識の変化と目標の変化がおきたら、「ちょっとは前に進んだかな」と思うぐらいでちょうどよい。この考えを知らなければ、後悔したら毎回落ち込んでしまうことになる。

私はこれに気づいてから「うわーやっちまった」と思って、3秒後ぐらいに「でもまあいいか。これでやっと前に進んだな」と考え直すことにしている。

今回は以上です!



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