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相手が変化しないのでイライラしたり、諦めたくなったときに読む話(会社員向け)

私が説明したいぐらいの「ざっくり感」の記事が見つけられなかったので、書く。

「システム思考」×「組織」の話なので、このキーワードで「はいはい、その話ね」と思った方には不要な記事です。

相手が変化してくれなくて、イライラしたり、諦めたりしている人が多い

上司や社長、部下、他部署に対して「なんでこういう風にやってくれないんだろう」と思ってイライラする。最終的に諦めたくなる。いまのまま働き続けていいのか診断でも、そういう内容は多い。

相手のせいにするな、自分でなんとかしろ。わかる。でもどうすればいいのか?ちょっと私のイメージを書いてみたい。

「相手のせいにするな、自分でなんとかしろ」って言うけど、どういう意味か?

イライラするのはこんな状態

相手に変わって欲しいのに、なんか変わってくれない。

ちょっと違う見方をしてみる

もちろん上のような物事の見方もある。でも、別の見方もある。こんな感じ。

この図だと、互いに影響が伝わることになる。だから、自分が変化していくと、周囲にもその変化が伝わることになる。

逆に、上司の些細な変化を自分が感じ取り、「確かにそれいいですね!」と自分を変化させることもできる。

自分が相手にイライラしていたり諦めているとき、相手も自分にイライラしたり、諦めているかもしれない

つまり、お互いに相手の変化に影響を受けない状態だ。線が断絶している。

この状態から最初に出来ることは、自分の周囲の人との線を復活させることだ。しかも、周囲の人から自分が影響を受ける側として回復する方がよい。相手を変えるのは大変だから。

でも実際には、相手の影響を受けて自分が変化したら、相手もなぜか変化しているのだ。

実際にやってみるとわかること

想定よりも時間がかかる

自分が期待するよりも相当ゆっくりと、互いに影響を与え合うことになる。ものすごく、時間がかかる。でもそれは、もともと変化のスピードの期待値が高すぎただけ。そんなにすぐには変われません!という世界観になれば、少しだけイライラしないかも。

変われない自分にイライラするようになる

次に自分から変化しようとする。でも、自分の変化スピードが遅くてイライラしてくる。これはこれで腹が立つ。

他人を変えようと試行錯誤している人にやさしくなる

相手からのイライラや諦めに対しては寛容になれる。

まとめ:互いにゆっくりと影響を与え合う存在とみなして、少しずつ変わっていこう

今回は以上です!

おまけ:twitterのコメント

本当に時間がかかる。でも、逆の立場だったらわかるはずで、自分も変化に時間がかかっているはずなのだ。

あー「自分と相手の間にある線」つまり関係性の話として説明するのもよかったかもしれない。すると信頼貯金とか、トランザクティブメモリー(誰が何を知っているかの知識)とか、いろいろ発展できそう。

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