ずっと助走

私はいま暗闇の中をスキップしています。
きっと谷底に落ちて、目に涙を浮かべるようなことがあっても笑っているでしょう。

笑っているとなんでも大丈夫な気がしてきます。
もう取り戻せないような最悪な問題があってギクシャクしていても、笑ってるときだけはみんな仲良しですからね。
私は家庭環境のおかげで、人一倍笑いに貪欲でした。

冒頭の、暗闇の中について話を戻しましょう。
これは前に書いたものでも言っていた将来の話です。

結局、ハイマン用の相方は見つからず、今年は諦める形になりました。
みんな〜!せーの、「北海道はくそくらえ〜」

ですが、失ったものは別にありませんし、なんなら手に入れたものがたくさんでびっくりしています。

なんといっても、月日を追うごとに消えていった人見知り。
うちの学校は通信制なので、日によってキャンパス内にいる人が違うのですが、とりあえず毎日行って手当たり次第に声かけました。

それでもいないので、駅に行って声をかけたり、イオンのフードコートでポテト食いながら声をかけたり、ホワイトボード引っ提げて歩いてみたり。

もう良いのか悪いのか怪しいところまで来てますが、これは大きな成長です。
結局いい人は見つからなくても、人脈は広がりましたし。

もともとは、高校卒業、大学卒業、のどちらかを機に普通にNSCに行くつもりだったんです。
しかし、ハイマンの魅力といえば『NSC特待生』。
なんて素敵な響き。授業料免除とか最高ですよ。
こんなん優勝してからのほうが絶対にいいに決まってるじゃないですか。

ですから、現状の進路としては、
高校卒業→卒業までにハイマン優勝できればそのままNSC
優勝できなければ→大学→NSC
という感じです。

これは苦労が足りていないせいかもしれませんが、いま楽しくて仕方ないんです。
だって、悔しくて悔しくて。
せっかくまともにできそうなこと見つけたのに、まだ一歩もスタート切れてないんですよ。
ずっと助走。



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