ラグビーはファウルプレーへのアピールも反則とすべき

やはりこうなってきた。
TMOの“発言権”が増すことで”映像上目立つ“危険なプレーが遡ってペナライズされるケースが激増し、結果として選手たちがファウルプレーを受けたというアピールすることの意味が大きくなってしまっている。
そもそもレフェリーへのアピールという行為はラグビー精神に反するものだと個人的には考えるが、このままではファウルプレーを受けた時のリアクション(表情、上手い倒れ方、など)が一種のスキルとして重要になっていってしまう可能性すらある。
フランス-イタリア戦では前半のプノーの醜いアピール(結果ARの進言でペナルティに)や、同じく前半のイタリアのトライを取り消したリュクの倒れ方(これは演技ではないと思うが)が、結果的に試合の流れを左右していった。
直後のガルビジのタッチキック失敗に象徴されるように、イタリアはあのトライ取り消しでキレてしまったように見える。
ラグビーが、被害者アピール合戦という醜い競技に堕してしまわないよう、ファウルプレーを受けたと過度にアピールすることもペナライズするルールを制定してほしい。


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