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フィリピンの言語について最近感じた事

フィリピンに住んで2週間以上経ちました

こんにちは、ささきです。

今年の9月で海外で暮らして4年目になるので、生活や環境の変化には割と対応してきています。
まだまだフィリピンに関して知らない事ばかりですが少しずつ慣れてきてます。

私が今最も苦労しているのは言語。
3年間中国語の環境で生活していたのでAll Englishの環境に慣れるまでには時間がかかりそうです…。
学校ではできるだけ話す様にしてますが、それでは足りないと思い、最近はシャドーイングを始めました。
学校の授業との両立は大変ですが毎日動画3つ分はやる様にしてます。
成果が出る様に引き継ぎ努力していきたいと思います。

でも私が今困っているのは英語だけじゃ無いんですよね…。

今日はフィリピンでの言語について私が考えている事をシェアしたいと思います。

フィリピン人は幼い時からトリリンガル?

私の住んでるミンダナオ島のダバオという地域では「ビサイヤ」という言語を話します。
え?フィリピンってタガログ語が公用語じゃないの??と思ったあなた!
私の来た時同じ事を思いました笑

実はフィリピン国内でも島や地域によって言語が違うそうです。
フィリピン国内独自で共通の言語がタガログ語、
第二言語の英語、
そしてその地域だけで話す言語。
多くのフィリピン人は3つの言語を器用に使い分けてます。

ダバオ人は
学校の授業や公共の場で流れる放送、看板は英語を使って、
日常会話ではビサイヤ語を使う。
この環境が私にとっては不思議でした。

フィリピン人の英語

フィリピンは英語留学で密かに人気になっている地域。
私も英語上達の為にフィリピンに来ました。

フィリピン人の英語は本当に上手です!
今まで英語が話せないフィリピン人に出会った事はありません。
老若男女問わずみんな流暢に話す事ができます。

授業でも先生が英語で説明したり、生徒が英語で質問したりするのは日常茶飯事。
レポート発表やプレゼンも英語で行います。
初めてクラスメイトの発表を聞いた時はTEDTALKを見てるのかな??と思いました。
スクリプト無しに研究内容や自分の考えを述べている姿の圧倒されました。

特に今私が履修しているのは英語学科の授業なので、クラスメイトの発音はみんな綺麗!
街のフィリピン人の英語はたま〜にフィリピン独特の癖があり聞き取りにくい事があるけど、英語学科の人たちはほとんどそんな事が無いです。
(聞き取れないのはまだまだ私のリスニング不足でもありますが)

これがESL(=English  is second  language、英語は第二言語)の国の実力何だなと肌感じました。

第二言語だけど外国語

ダバオでは英語はあくまでも第二言語であり、外国語なのでフィリピン人同士での会話ではほとんど使いません。

ここが私の今の悩みどころ。
フィリピンと一対一の会話の時はもちろん英語で話すのですが、
グループになった途端ビサイヤトークになってしまいます。

フィリピンに着いてからビサイヤを知った私が会話についていけるはずもありません。
会話が盛り上がっていると特にどうして良いか分からず取り敢えず微笑んでます笑笑
彼らも悪気は無いけどついついそうなってしまうんですよね。
大体誰か気づいて簡単に話してくれますが。

今、少しずつ勉強中ですが、会話が出来る様になるのはいつかな…。
あくまで私は英語を勉強しにきたのでそっちを優先して挨拶程度覚えて帰りたいと思います。

言語に関わる心温まるエピソード:図書館でアメリカ帰りの男性が…。

言語に奮闘する毎日ですが、フィリピン人の優しさを感じた出来事がありました。

ある日私は図書館にいました。
1人黙々と作業していると突然、
「Hi~」
と声が聞こえました。

前を向くと1人の男性が立っていました。
私はここに来てから沢山の現地の学生と会った為、必死で誰だったか思い出そうとしました。(多すぎて名前と顔が全く一致してない笑)
でもこの人は幸いにも初対面でした。

その人が今学期アメリカから帰ってきた生徒で、学校のFacebookページで交換留学生の紹介の投稿で見て私に話しかけてくれました。
ここ来てからあるあるパターンです。
あ、ちなみにこの方ゲイなので期待しないで下さいね笑笑。
彼から伝えてくれました。

彼はすごくフレンドリーな方でそのまま1時間ほど話しました。
話の中で彼は私に「困った事とかある?外国語で生活するのは大変でしょ?」と聞いてくれました。
話しやすい方だったので私は素直に英語の他にもビサイヤ語が今最も苦労している事、仲良しグループがビサイヤ語で話しているとなかなか入れない事を伝えました。

てっきりここの言語だから仕方ないね〜とか言われると思ったら彼の対応は違いました。
「英語は僕らにとっても外国語だから、どうしても楽な母国語で話しちゃうと思うんだ。でもね、ビサイヤ語で盛り上がったり話し合っている時は英語で説明して!って言って大丈夫だよ。話には入れないのは辛いと思うから、みんなを分かりたいって気持ちを伝えれば助けてくれるから遠慮しないでね。」
彼の優しい言葉がじ〜んときました。

彼も外国で暮らしてた経験があるから分かるんですね。
盛り上がってる時に翻訳して!っていう勇気が出るかは分かりませんが、彼のその様な優しい言葉を頂いただけでも本当に有り難かったです。

英語が上達したら…。

フィリピンの人はホスピタリティ溢れる優しい人、
フレンドリーな人が多いです。

例え見知らぬ人でも、初対面でも困っている時は率先して助けてくれます。
1人になってると付き添うか?って一緒にご飯食べに来てくれます。
お喋り&ジョーク好きのフィリピン人なので例え初対面でも大概楽しくお話しできます。

いつも優しくして貰ってる分、早く英語が上手くなって小さな気遣いとか優しい声がけが出来る様になりたいなというのが今の目標です。

英語もビサイヤも引き継ぎ頑張ります!




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