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ホントにお客様全然来なかった

今日も陽射しが刺さりましたねー。
この季節の仕事は、本当に油断はできないです。

ここのところ、飲食店様の黒板を書く機会が多く、どのお店も悩みが尽きず、オーナー様はこの先どうやって商売を継続していくべきかに頭を悩ませていらっしゃいます。

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そんな中、オーナーさんにはこれまでのお店のストーリーを
伺う機会も多い。

「黒板を店頭に出して売上が上がったら苦労しないよ」

時々そう言われたりすることもあります。

でも、今回のクライアントさんは、
お店を出した当初のお話しをして下さいました。

「本当にお店を出したばかりの時、お客様が全く来てくださらなくて
悩みました。そんな時に当時飛び込みの営業の方が
看板を店頭に出せば効果が出ますよ、と言われその時は
何かアクションを起こさないとという想いで店頭に看板を
出すことにしたんです」

「その後、お客様が本当にご来店くださるようになって。
店頭の看板や店頭の演出は本当に大切だと知りました。
いくら美味しいものを作っても、スタッフがたくさんいても
お客様がお店に入ってくださらなければ意味がない。
本当に店頭は大切です」

店頭、黒板の大切さを十分に理解してくださっている
オーナーさま。
取材にも自然と力が入ります、



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私のクライアントさんは、みなさん同じような想いをお持ちです。
だから、私に黒板のご依頼をしてくださっている。

実際に黒板に書く時間よりも、取材に時間をかけている。
その想いを伺って、届けたい人に届ける。
そこを繋げるのが自分の仕事だ。

絵を描いているわけではない。
黒板にはもちろん絵も描くけれど、それは想いを伝えるための
おまけみたいなものだ。

全然お客さまは来てくれない。
最初はみんなそこからスタートする。
当たり前すぎるけれど、
そこにお店がある、それを知ってもらうことだ。

自己紹介をしないといけない。
それをひたすら続けていかないと、いつか忘れられてしまう。
お客様はいつも、そのお店のことを考えているわけではない。

忘れられないためにも、黒板を変化させ続けていかなければ
ならない。

飲食店さんに、今本当に力になれることは
オーナーさまの想いをしっかり丁寧にお客様に
届けることだ。
そのために、私は黒板というツールを使っている。


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