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宣言する黒板

今日はクリスマスオーナメントで溢れる、古民家カフェの黒板を描きました。

お庭で育つものを集めて

オーナーさまは、お庭のお花を愛し、季節を愛でるという事をとても大切になさっています。
お庭で採れたブルーベリーでジャムを作り、カフェでお出ししたり、お庭に咲いた季節の花を店内に必ず飾ることも。

いつもそれを楽しそうになさっていて、お店の活気にも
繋がっています。

オーナーさまが昔からコレクションされていたもの。
海外で購入されたオーナメントは色合いも素敵です。

この時期ご来店下さった方にも楽しんで頂こうと、店内のあちらこちらに、オーナーが以前より長くコレクションしていたクリスマスオーナメントが飾られており、小さなお子様にもとても喜ばれているご様子。

とても暖かな気持ちにさせられます。

そんな古民家カフェの黒板を今日は描かせていただきました。
事前にヒアリングをしたことを一枚の黒板に書いて発信する。

こちらは、店頭に設置するための黒板です。
ご自宅の一部を改装しているため、一見カフェであることが
わかりにくく、
「こちらはカフェでしょうか?」と尋ねられることもしばしば。

まずは、そこから改善していきましょうということで、
「ここはカフェですよ〜」黒板です。

そして、どこか懐かしさがあること、
古民家のカフェであること、
レコードをかけていること、
多くのお客様に一気にご来店いただくというよりは、
お一人お一人にゆっくりお寛ぎいただきたい、というオーナーさまの
ご意向を汲み入れて書きました。

ブランクの部分はその日のメニューを書き入れられるようにしています。

店頭黒板を書かせていただくと、毎回と言って良いほど
お店のかたが
「お店の前にこういう看板が立つと、さらに気合いが入ります。
お客様に喜んで頂きたい、という気持ちが益々強くなりますね」
とおしゃいます。

本当にこれは不思議なんですけれど、みなさんがそうおしゃるんです。

「店頭黒板」というよりは「宣言が書かれたもの」みたいな感じになるのでしょうか。

言葉の持つ力を、こうして私は毎回感じるんです。
言葉にするって、パワーが宿るです。

黒板を書いていて、本当に楽しいな、と感じる瞬間でもあります。


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