2024年冬アニメ最終感想

★★★★★・・・個人的名作
★★★★・・・・個人的良作
★★★・・・・・個人的佳作
★★・・・・・・ちょっと残念(個人的期待外れ)
★・・・・・・・個人的に合わない

「魔都精兵のスレイブ」★★

「ジャンプ+」では観ていないのですがヒロインキャラもそれぞれの戦う理由も性格も明確で立っているし戦闘シーンもそれなりに見応えがあると思います。

だけど主人公である優希が奴隷化(スレイブ化)した後のヒロインの代償がエロ要素(優希が望んでいる事)とかラッキースケベ的な要素は多めなのでオッサンとしては「そういう要素は要らないかな・・・」と思ってしまいました。

僕が中学、高校年代であったらかなり萌えていた(笑)と思いますがやはりオッサンなので作品良し悪しではなく仕方がないのかなと思いました。先日「ジャンプ+」にて改めて読んだらエロマンガだと思いました(苦笑)


「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」★★★

物語が進んでも「命」に対しての認識、価値観が軽すぎる世界観は嫌いでそこに平気でノリでツッコむヒロインも苦手ではありますが主人公である夜霧の出生にに関わる謎や本人自身が殺人に対して積極的では無い事(相手の殺意が分かるため仕方がなく能力を使う)で物語の進展が割と落ち着いて観れるのは良かったかなと。

後、散々敵側が自分の能力への過信と夜霧たちへの舐めた態度から一転即死するお約束なシーンにちょっと面白みを感じました。事前にキャラ名と設定が紹介された後の展開のため、その容赦のなさというか割り切り方に。

でもまぁもれなく登場人物ほぼ全員(ヒロイン含め)が「死」に対する価値観が著しく低すぎる点は最後まで馴染めませんでしたが。


「治癒魔法の間違った使い方」★★★★


異世界転生モノにおいて主人公以外のキャラが主人公を立てるだけにしか存在しないのであれば僕自身はその作品をなかなか評価出来ないなとおもっていますがこの作品は違いました。

主人公であるウサトを見出したローズの過去を2話に渡って描いたのが素晴らしかったです(演じているのが田中敦子さんというのも大きいと思います)

彼女が救命団を作ったキッカケとなった魔王軍との戦いで部下全員を失いそこからの立ち直りをしっかりと描いてくれた(そもそも序盤から過去に何かあった事は示されていた)のが大きいですね。

これによってウサトが戦う意味に厚みが出てきましたし本来召喚されたスズネとカズキの思いを描いてくれているし作画もしっかりしているのでこれを1クールにするのは勿体ないなぁと思いました。

それとウサトと黒騎士との戦いでのタイトル回収はなるほどと思いました。ローズの厳しすぎる訓練から「治癒魔法の間違った使い方」というタイトルとなったと思ったのですが終盤の盛り上がるところで持ってくる上手さも感じました。


「僕の心のヤバイやつ 第2期」★★★★

まぁとりあえず京太郎と杏奈は早く付き合えよと言いたいがための2期ですな(笑)二人のキュンとしてしまうやり取りにオッサン目線で観てしまう僕ですがやはりラブコメを丹念に描いてくれるのは嬉しいですし、この手の作品にありがちな嫌なキャラも居ないのが安心して観ていられる理由かもしれません。

原作はチェックしていませんが現在の二人がどうなっているかは知っていますので求めるのは「早めに3期をお願いします」という事でしょうか。

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」★★★

丁度この作品と並行して「おっさんずラブ-リターンズ-」を観ていて同じジャンルで当たり前ですがキャラや設定や物語の流れも違うし、アニメと実写というところも大きく違う(実写化されていたのも知ってはいましたが)のですがどうしても比べてしまいました。

やはり吉田鋼太郎さんが強過ぎるんですよ(笑)

ただ相手に対して大事にしたいと思って中々伝えられないとかそういう丁寧な描写は両作品とも近いものを感じました。所謂「ボーイズラブ」モノに関して言えば正直苦手意識があるのですけど心の機微を中心に描き直接的な表現を控えているのも共通しているんですよね。

まぁ最終回で直接的な表現は無かったものの安達と黒沢がベッドで一夜を共にした場面がありましたが正気なところでいうと少し引いてしまいました(苦笑)


「外科医エリーゼ」★★★
「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」★★★
「悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~」★★

3作品とも共通しているのは「悪役令嬢」という事で「外科医エリーゼ」と「ループ7回目の悪役令嬢は・・・」はやり直し系で「悪役令嬢レベル99・・・」はチートものですね。

僕自身の好みとしてはやり直し系の方が過去の失敗をやり直して良い方向に持っていく流れの方が好きだし、ちゃんと主人公が周囲に対して考えて優しく振る舞う(バッドエンドに行かない為でもありますが)が感情移入しやすいです。

悪役令嬢ものでもやはりチート系だとこれまでの異世界モノと同様主人公以外のキャラが添え物になりがちなのでどうしても感情移入できないというか、まぁこれも僕自身の好みですね。

後「ループ7回目の悪役令嬢は元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」ってタイトルなのに主人公のリーシェはいろんなところに顔を出して最悪な結末を回避しようと必死に行動しているせいか「自由気ままに」「満喫」はしていないと思いました(笑)


「姫様“拷問”の時間です」★★★
「道産子ギャルはなまらめんこい」★★

両作品とも「ジャンプ+」で読んでいるせいかアニメで観た時に原作の良さを出すのには成功しているとは思うのですがどうもそれ以上の魅力、アニメになったからこその魅力という点ではそこまで感じられないというか、個人的には淡々とした印象で進んでしまったかなと思いました。

ただ「姫様“拷問”の時間です」については序盤のトーチャーによる姫とのやり取りから徐々に陽鬼や陰鬼、マオマオちゃん、バニラや魔王が絡んでくるあたりから声優さんの演技もありますが面白さが増してきたと思います。

特に魔王は「魔王」なので外見や口調が怖いのですが中身が人格者なのでそれを演じている玄田哲章さんの好演もあって面白さの広がりを見せてくれています。「怪人開発部の黒井津さん」のメギストスを思い起こすようなキャラで一番好きですね。

「道産子ギャルはなまらめんこい」については1クールの中でもしかしたらと思っていましたが翼の母親が出てくるのではと思ったのですが美波の短期留学の話で終わらせたのでまあそうだろうなと思いました。

原作で母親が出てきた時はあまりの束縛さにドン引きしてしまい作品の持つ雰囲気を壊しかねないキャラだったので丁度良かったかもしれません。


「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」★★★

正直序盤で主人公であるアイビーが「星なし」と分かった途端のこれまでの優しかった家族が180度態度が変わって酷い扱いを受けた時点で観るのは止めようと思いましたが旅の途中でオグト隊長に出会ってからは大分感情移入出来ました。

自警団や冒険者たちがアイビーに対して非常に優しくそして演じている声優さんもイケメン、イケオジボイスで作りとして上手いなぁと思いました。

三宅健太さんやてらそままさきさん、杉田智和さん等その声に定評のある声優さんを起用したのが良かったし、アイビーが最後に信用して「星なし」を告白した時の優しい対応に僕もジンときました。

だからこそアイビーが「逃げるための旅」から吹っ切れた訳ですがやはり実の家族くらいは冒険者たちと同じで認めてあげて迫害から避けさせるためにアイビーに旅に出させたくらいの展開の方が好きですね。


「異修羅」★★
「ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season」★★★
「佐々木とピーちゃん」★★★
「ぽんのみち」★★★
「結婚指輪物語」★★
「ゆびさきと恋々」★★★
「最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~」★★★
「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」★★
「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 第2期」★★
「HIGH CARD Season2」★★
「望まぬ不死の冒険者」★★★
「月が導く異世界道中 第2期」★★
「SYNDUALITY Noir(シンデュアリティ ノアール)【第2クール】」★★
「戦国妖狐」★★
「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」★★★
「うる星やつら 新作 第2期」★★
「魔女と野獣」★★
「スナックバス江」★★
「ダンジョン飯」★★
「マッシュル-MASHLE- 第2期」★★★
「休日のわるものさん」★★


気に入ったOP、ED曲


「恋してる自分すら愛せるんだ」(「僕の心のヤバイやつ」ED)
(こはならむ)

「Cure」(「治癒魔法の間違った使い方」OP)
(waterweed)

「Green jade」(「治癒魔法の間違った使い方」ED)
(ChouCho)



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