「飲みニケーション」がどうこう言われたところで(2021年11月27日)

20代の若い頃は人見知りが激しく下戸な僕にとっては歓送迎会は安くない会費を払わなければならない罰ゲーム、苦痛そのものでした。

自分が勇気を振り絞って飲み会の誘いを断ろうとしたら


「一緒に仕事してるんだからさぁ」

「会社での人間関係含めて色んな事を知ることが大事だよ」

「社会人なんだからお酒の付き合いも出来ないといけないよ」


こういった「正論」はとても言われて辛かったし苛立ちを覚えた記憶があります。

その頃はバイトや派遣社員だったから言われるたびに


あんたらはいつも「一緒に仕事」「人間関係」言って飲み会参加しない事を正論で責めているけど・・・

会社で要らなくなったら切る存在に何言ってやがる!


って本気で思ってました。


そう言えば正社員が多くてバイトが少ない職場にいた頃なんですけどそこは歓送迎会は正社員のみで一切バイトは呼ばない職場だったんです。

それで聞いてもいないのに

「ごめんね~お店の広さの関係でバイトは呼べないものでさぁ」

とバイト仲間と共に社員の人に言われた事があって自分にとっては都合が良かったんですけど他のバイトの人は憤慨してましたね、舐めてるって。


で、実際は他の部署の「若い女の子」バイトはしっかり呼ぶという。

流石に飲み会以前に僕も腹が立ちましたけども。



そんな20代の頃の飲み会のイメージって・・・


大体3,4千円払ってコース料理を何人かで少ない量で分ける・・・デザートまで食べてもお腹は満たされない。

飲み放題と言われても酒が飲めないからソフトドリンク・・・何杯でも飲めるわけではない。

人は酔うと大体が明るく饒舌になりますが会社でいつも静かな人がこちらから観ると明らかに豹変するので戸惑う。

いつも明るい人は騒がしくなり大声で絡んでくる事が多いためちょっと怖い・・・。

ちょっとトイレに行って自分の席に別の人が平気でお酒持って自分の席に座ってワイワイ喋っている事も多い。

でしたね。


今でも強く思うのはお酒が好きな人は何故あんな種類と量を飲めるのか今でも不思議です。食べ物全然食べないんだもんなぁ。


でも人見知りは続いていながら不思議なもので社会人も20年経つと結構慣れるものですね、酔っぱらっている人をあしらうのも適当に話し合わせるのもちゃんと仕事の話も交えたり自分の事を話すのもそこまで嫌じゃなくなってきたのです。

普通の事なんですが・・・何度でも言うのですが人見知りの僕にとっては結構な成長なんです。




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