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2022/11/02

 就職活動があまりにも辛く、毎日泣いている。自分の意思では涙を止められず、面接を辞退することもある。

 私は私が嫌いだ。
 私の「死にたい」は、「私を殺したい」だ。

 就職活動には自己分析が欠かせない。殺したいほど憎く、嫌っている人間について、四六時中考え、ゴミ屑のような良い部分を必死に探し、人に話さなければいけない。そうしてこぎつけた面接では、セクハラまがいの発言をされる。

 未だ死ぬ勇気はない。
 死ねないならば、生きるために仕事を持たなければ。しかし、私のような価値のない人間が、まともな企業に雇って貰えるわけがない。もし内定が出たとしても、余程の人手不足で、絵に描いたようなブラック企業なんだろう、と考えてしまう。
 過労死できるほどの現場ならいい。中途半端な労働環境では、ただ死にたい気持ちだけが膨らむだけ。

 苦痛。ただ、ひたすらに、辛い。

 手首の傷を見ると、「ざまあみろ」と、安心する。傷が癒えるたびに、繰り返し切らなければ、生活すらままならない。

 今こうして、正社員雇用の仕事を探している理由は、彼氏や家族を安心させる為だ。
 なんて押し付けがましい。醜い。迷惑だ。分かっている。人に縋らなければ何もできない。クズ。惨めで、愚かで、こんな人間大嫌いだ。

 死にたい。

 殺したい。

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