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ひたすら言葉を自らに浴びせかけろ!

 アファメーションとはなんでしょう?
 答えはとてもシンプルです。
 それは、「未来のセルフトークの先取り」です。
 未来のGoalを達成した自分の言葉を、意図的に現在の自分に浴びせかけることで、Goalに対する臨場感を増幅させます。
 
 基本的に、何かを変えたければ、私は、まず言葉から変えると良いと思います。
 言葉を変えるとはどういうことでしょうか。
 Goal側の言葉である「アファメーション」で、Goal達成を否定しようと無意識に溢れた「ネガティブセルフトーク」を潰していく、ということです。
 
 これは、音量という概念で例えると、分かりやすいかもしれません。
 初めは、ネガティブセルフトークはとてもうるさいものです。常に大きな声で、「私はできない」「私には難しい」「私には無理だ」と語りかけています。
 
 そんなことないよ、という方はたんに気づいていない、という可能性があります。
 
 例えば、もしあなたが自分が他人に話しかけている言葉を録音してみると、驚くほどネガティブな言葉を使っていた、ということもあるかもしれません。
 他人に語りかける言葉は、同時に自分にも語りかけているので、他人を否定する言葉は無意識に自分をも否定しているのです。
 
 しかし、このネガティブなセルフトークの音量を直接下げるのは、結構難しいです。
 辞めようと思って、即座に辞められたら、誰も苦労はしないと思います。
 潰しても、潰しても、湧いてくるのが、ネガティブセルフトークです。

 なので、それよりも、私たちはアファメーションの音量を上げていきたいのです。
 「私はできる」「私には簡単だ」「私なら可能だ」というポジションなセルフトークの音量を上げていきたいのです。
 
 アファメーションの音量が、ネガティブセルフトークの音量を少しでも上回った瞬間、ガクンと身体と思考が変わり始めます。
 それは、セルフトークによって構成された人格(ゲシュタルト)が、臨場感を失ったので、裏に引っ込んでしまったことが原因です。
 
 ネガティブな自分、という自己評価に対するリアリティーがなくなると、人は自然とネガティブな自分から脱します。
 リアリティーがないものは、私たちの世界には存在できないからです。悉くが消え去る運命なのです。
 
 アファメーションでGoal側の臨場感を高める際に、一つの方法論として、とにかくひたすら自分に「私はできる」と語りかける、という方法が有効です。
 何故なら、私たちは、アファメーションの音量を上げたいのです。
 なので、ひたすら「私はできる」と唱えまくるのは、音量を上げる手段として、原始的かもしれませんが、とても有効な方法です。
 
 我武者羅に毎日何時間も「私はできる」と唱え続けると、ネガティブセルフトークも出にくくなります。
 すると、あなたは「あれ? もしかしたら私できるかも」と無意識に思い、気がついたら現状の外に飛び出しているかもしれません。

 誇張抜きに、言葉が変われば、世界が変わります。何故なら、世界とは言葉によって構成されているからです。
 
(引用開始)

 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。

 この言は初めに神と共にあった。

 すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。

 この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。(ヨハネ1:1)

(引用終了)

 言葉こそがすべて、という視点に立つのは、非常に重要だと思います。
 そうすると、言葉に対する重要度が変わり、もっと言葉を大切に扱えるようになると思います。
 
 なので、アファメーションをやってみたいけど、具体的な作り方や唱え方が分からない、という方はこの自分自身にひたすら「私はできる」と語りかけるのがオススメです。
 
 ちなみに、私はランニングをしながら、ひたすら「私は天才だ」「イエスアイムグッド」「私はできる」と唱え続けています。
 そうすると、ちょっとのランニングでも息が上がるので効率的ですし、何より気分が高揚します。
 
 別に、私と同じようにランニングをしながら、アファメーションを唱えなくても構いません。
 ただ、何か別のこと(例えば運転)をしながら、呟くように「私はできる」と唱え続けると、継続しやすいので、オススメです。
 
 他にも「私はできる」と唱えた音声を録音して、流し続けるのもグッドです。
 とにかく、ひたすら自分に言葉を浴びせかけましょう。良い言葉を自分に浴びせ続けましょう。
 
 そうすると、人生は変わります。
 それでは、また。

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