タロットPICK UP【良くも悪くもエゴ（自我上等）な奴ら】

タロってデザれるイタコ（O-タロットクエスター主宰）
シバタトモコです♪まいどヽ( ・∀・)ﾉ
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ワシの独断と偏見のテーマで紹介するタロットシリーズ！
今回は、良くも悪くも「エゴ（自我上等）な奴ら」(笑)

▼その他のテーマ記事は下記マガジンに収録しています（お茶目／ウザいくらい熱い奴／超ドSスーパードライ／ドＭが過ぎる奴／三度のメシより修行好き／イケメンナイトたち／宇宙の法則カード）

個性別タロット解釈byシバタトモコ式｜シバタトモコ（シバトモ）★タロってデザれるイタコ｜note

人間はいかに自分や他人のエゴと付き合っていくのか？が共通の命題だと思っているワシの超独断と偏見に満ちた観点から（悪意も少々ｗ）、タロットの中でも特にエゴな奴らをご紹介します。

エゴってね、実に醜くて美しい、美醜の極みだと思う件(笑)
美醜を兼ね備えてるってさ、ある種、究極の美しさよ♡ｗ

人生の縮図のタロットさんにはやっぱエゴというテーマは欠かせないのか、今回は多めですわ(笑)もう、ほんと好きね（何が）

◆愚かさもエゴも振り切れば愉しい世界【悪魔】

執着・依存・愛欲・背徳など、エゴの代表格はやっぱり悪魔さん。
そのエゴの象徴（手前の男女）についてはコチラの記事で書いてます。

悪魔って悪いイメージが結構あると思うけど、そもそも人が抱く「悪い」という感覚は、完全にそう判断する人の「罪悪感」から来てるんだよな。

罪悪感が薄い状態とか、罪悪感さえ愉しんじゃうってさ、純粋に愉しいのよ。子供の頃、イタズラとか愉しかったやん？これ、まさに悪魔(笑)

そんな人のどうしようもない愚かさと、それすらもう開き直って愉しめよって感じで悪魔さんは表現してると思う。
ある種、78枚の中で一番、善悪のジャッジが無いカードなようにも思う。

だってよく見てよ(笑)手前の男女。こいつらさ、悪魔に捕まってる風だけどよく見たら、全然、この鎖ほどけそうやん？(笑)結局、自らこの悪魔の前に留まる事を選んでるわけよ。全然、同情の余地はないわなｗ

次に紹介するカードの「陰」部分とも位置づけされてるカード。

悪魔さんは、人はきれいごとだけでは生きていけないってのをモロに表してますわ。なんと美しい本質♡

◆恋はエゴを見つめる切磋琢磨タイム【恋人たち】

ある種このカードほどエゴにまみれたものはないなと個人的に思う恋人たち。エゴにまみれてないと出ないとも思えるわな。

このカードでよく「恋愛成就だ！」って思う人いるけど、ワシはあんまり思わない(笑)むしろ、その出会いは魂を磨くためのものであり、魂を磨くとは結局「エゴ（自我）と自己の統合」であり、恋人たちのカードはこの「魂の磨きに関する出会い」と捉えている。

魂が磨かれてこそ、恋⇒愛に変わるのだ。愛はエゴすら包括するし情だけではなんともできないゾーンなのだ。ここを知るには、嫌というほど自分のエゴに向き合う覚悟は当然要る。

だから、このカードは成就ではないとワシは捉えている。どちらかというと「己のエゴとの切磋琢磨タイム」だと思う。だからカードの背景には、険しそうな山が描かれてますやろ？

そして興味深いのは、この恋人たちカードは陽で、陰は前出の「悪魔」という点。後ろの天使が、悪魔カードでは悪魔に変わってるのよ。

純粋に好きとか恋とか愛する気持ちが恋人たちカードなら、恋するが故のエゴに満ちた裏の顔は悪魔カードって感じかな。

◆理想通りに行かないと悩む時点でエゴ満載【カップ4】

コチラの記事でも紹介したカップ4は、天から差し出されたカップを見ようともしてない。不満が現れてるわよね(笑)

不満ってエゴそのもの。自分の理想通りに行かないと拗ねてる状態。

拗ねるってさ、自分のエゴ（自我・欲求）が自分の魂の本質とズレてる時に発生する独特の感情だとワシは捉えている。

拗ねるのが悪いのでは無くて、拗ねてるなと気づいたら、拗ねるのやめて素直に「本当はどうしたい？」と自分に「真のエゴ」を問うて進めばいいのよ。

理想通りに行かないからって、動かない事を選ぶのも愚の骨頂。人間の魂の磨き、エゴと向き合うには、どんな選択でさえ進むしかないのだ。

だからこのカードの逆位置は「動くしかなくなる状況」なのよ。タロットさんてば、ほんま完璧か(笑)

◆エゴに踊らされると本質が見えない【カップ7】

まあ、色んなきらびやかな物質に迷ってるわねカップ7さん(笑)

永遠の命だの宝石だの狡猾さだの地位だの名誉だの、三次元で生きていてエゴ上等なタイミングでは目を奪われるものばかり♡ｗ

そしてその中にある赤く光る本質が求めるものの中身は何か見えてないってのがもう「エゴ上等なう！」をモロに表してるわな(笑)

本質・魂が求めるよろこびとは、他人目線を気にしているが故のエゴが満載の時には見えない仕組みになってます的な事をこのカードは物語ってる。

こちらの記事に紹介したけど、コイツ、結局、本質のカップじゃなく、邪心（蛇）と宝石類持っていくんだよね(笑)あーあ、しゃーないやっちゃな(笑)

◆エゴ行きすぎて背負い込み過ぎやろ【ワンド10】

あらららら大変そう(笑)重たそう(笑)ワンド10さん。けど全然可哀想には思わないわｗだって自分で自ら選んでこうなってんだもん(笑)

頑張ってる自分アピールでもしたいのかねこの人(笑)
頑張る方向そこちゃうわ！というメッセージもヒシヒシと感じるわ。

頑張るのは他人の評価に対してじゃないのよ。魂がよろこぶ事、つまり、自分軸のエゴに対してまっすぐな事を頑張るのよ。

苦労は買ってでもしろとか言うけどね、それは若い頃の話よ。体力も気力も衰えを知らない時代にしか体験できないこと。

この時代に苦労をしてないなら、ある程ＧＧＩやＢＢＡになってからだったら、むしろ「そうできない自分をあきらめる」が己のエゴとの統合に繋がるのだけどね。

おもいっきりそこに逆行してる時もこのカード、よく出るわ。

◆エゴが行きすぎると悪意炸裂【ソード5】

とても悪意に満ちた笑みじゃないかソード5さん(笑)他人と争い欲しかった剣を奪ってご満悦。去る者は去れ！とでも言いたそう。

なんだけど、このカードがスッキリしないのは「悪意」があるから。
悪意とは、人に向けているもののようで、実は自分へ向けているもの。

「理解できないやつは去っても仕方ないなハハハ」って感じなんだけどねこのカード、そこにエゴと罪悪感が交錯してるのよ。強がりってやつね。

人は強がる時、とても根底では寂しい思いをしているもの。
そのさみしさに寄り添うのが本来のエゴとの付き合い方。

だがしかし、このにーちゃん、完全に悲しみというエゴは押し殺してしまってんだよね。本質・魂が喜ぶのは悲しみに寄り添う方なのに、理解できない相手が悪い！とそっちの他人軸エゴが炸裂してるんだわ。

奪うこと・理解されない事を本当にダメだと思わないなら、もっとなんかあっけらかんとしているわよ。そのあっけらかんさが無いねんこれ。

◆エゴTHE守銭奴【ペンタクル4】

見るからにがめつそう(笑)ペンタクル4さん。ワシのタロットでは守銭奴カードと呼ぶくらいエゴ満載なのこの人。

「無い」「失う」と信じてるからこそ「守れる」わけで、「無い」「失う」って感じるエゴは結局他人軸。他人が奪うと思ってるからこんな風にお金を踏みつけてまで守れるのよね(笑)

守るというのは、失う前提でいくらがんばっても、必ず失うの。

独占欲も守るの一種。独占したくなる事ほどできへんやんか？これ、この世の真理なんだよな。

守るってのは、自分や自分の大切な周りが快適に気分良く過ごせるために、自分の信じている信念を守るのであって、物質や自分の外側のものなんていつか朽ち果てるものを、ここまで守ってどーすんの？的な意味合いも含むのよねこのカード。

ドヤ顔でエゴ満載！まあ、ある種あっぱれではあるけどね(笑)

◆エゴと自己が統合されたしなやかな【力】

この人別にライオン使いではないです(笑)内観の象徴「力」さん。

このカードの英語名に「Power」ではなく「Strength」が使われてるのは、物理的強さを表すのでは無く、精神的強さしなやかさを表してるから。

こちらの記事でも紹介した「内観の変態さん」なんだけどね(笑)

内観とは、自分がどう思っているか、どう感じているか、だけではないのよ。それはただ単に「エゴに気づいただけ」なので、このカードのようなエゴを飼い慣らすことはできないのね。（ライオンはエゴ（自我）の象徴）

自我を飼い慣らすとは、エゴと上手に付き合っていくこと。
エゴと上手に付き合うとは、否定せず、ただ、ただ、そうなんだと受け取り、そして、そのエゴを元にやりたいこと・やめたいことについて「他人評価を捨てて」生きていくこと。

その生き方って、まさに「Strength」的強さなんだよね。

そのゾーンに入ってこそ、豊かさと富の循環に気づき、魂が歓喜するんだよねー。

良いも悪いもエゴな奴らは、この8枚となりました！
お付き合いいただきあざました♡

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（内容は適宜更新しています）