見出し画像

フィールド・レコーディング新システム実験 @木曽駒ヶ岳

8月中旬、2泊3日で予定していた「フィールド・レコーディング新システム実験 @木曽駒ヶ岳」は、山小屋の方の「明後日は雨でロープウェイが運休になるかも」とのアドバイスから1泊2日に旅程変更。しかし復路の高速バスの便変更が大変そうだったので、下山中に予約した「こまゆき荘」さんに転がり込みました。

画像1

広い! 夕食は準備が間に合わないとのことで、この部屋でフリーズドライ食w

急に暇ができたので、この「こまゆき荘」より、テント泊&録音レポートをお届けしましょう。

Day0

早朝のロープウェイに乗るため、駒ヶ根駅付近で前泊。念のため、バス乗り場を確認しようとしたら……

画像2

画像3

バスもロープウェイも運休?
でも晴れそうだし、早起きして確認するかー。

Day1

……そして3:30起床。軽い朝ごはんを食べながら情報更新を待つ。

画像4

なんと。ひとまず始発の5時(時期により始発時刻が変わります)は諦めよう。しかし、木曽駒ヶ岳からの帰りに運休となったら、どうすりゃいいんだろう?

で、5時頃に再開のお知らせあり、あわててバス乗り場へ。

画像5

乗客はなんと2名からスタートし、菅の台バスセンターで満席というか、補助席まで出て満杯に。ザックが大きいと大変です。

06:20、ロープウェイ乗り場のあるしらび平駅に到着。そして約8分で千畳敷駅へ。

画像6

高山病予防のため、45分ほどゆっくりしてから歩き始めました。快晴!

画像7

08:30 宝剣山荘(ソフトクリーム)

画像8

09:00 中岳、テント場が見えた!

画像9

09:10 頂上山荘、テント場チェックイン

午前着だとさすがに空いてる!

画像10

テントを張り、昼食用のお湯を準備。水は2リットルほど持参しましたが山荘で買える(煮沸推奨)ので、1リットルあれば十分でしょう。なんだかんだ、2時間ほどゆっくりして出発。

画像11

木曽駒ヶ岳山頂を踏む予定を変更し、2日目に行く予定だった濃ヶ池を目指します。八合目への道中で昼食。モンベルのリゾッタ、これは中々食べやすい!

画像12

で、音が豊かになってきたので、ついでに録音。

新システムの実験

画像13

私が常用している(基準としている)マイクロフォンの“間隔”があるのですが、ZOOM の F6 に DPA 4006 を直挿しすると、何とその“間隔”になることを発見したんです。今回は、それを実際に試そうと、山に機材を連れてきたのですが……

重い!

軽いと言われるピークデザインのカーボン三脚も、重い!

確実に録れるとわかっている(ロケハンが済んでいる)なら持ち運ぶけど、テント泊装備とセットはキツいかなー。ま、そもそも高山の時点で森林限界も手伝って、風ばかり吹いていて音は豊かじゃないんですけどね。

13:10頃、濃ヶ池に到着。静かすぎて録れる気がしなかったけど、ダメもとで機材展開。

画像14

うーん、やっぱりダメか。早朝に来ないとだな。……とあきらめてテント場に戻ろうと歩みを進めると、池のほとりに清流が。

画像15

思わず水を確保(フィルターで濾過します)。

画像16

水音の表情が豊かだったので、ここで録ることに決め20分ほどねばりました。夏山の虫対策(すぐに、ブーンと寄ってくる)として、風防用のマフラーに虫よけのハッカを吹きかけます。

録音に時間をとられ、テント場に戻れたのは16:30頃。あと1時間遅かったら、暗くなり行動不能に陥っていたかも。

本来なら2日目に予定していたことを1日目に済ませたので疲労半端なく、横になるため寝床を整えます。こんな感じで分割したマットを繋げ、快適!

画像17

夕食は、ビーフシチュー!

画像18

Day2

画像19

やはり朝から雨。ラーメンを食べて、雨がおとなしくなるのを待ち、テントを片付けて07:30頃に下山開始です。

初日にまわらなかった千畳敷カールを歩き、10:00発のロープウェイに。

画像20

こまゆき荘のチェックイン時刻まで時間があるので、こまくさの湯でソースカツ丼を食べ、温泉につかり、

画像21

近くを流れる大田切川でグランドシートを洗い付近でテントを干し、怪しい人まっしぐらw

画像22

番外:装備紹介

前泊した宿で暇だったので、装備を並べて写真を撮りましたよ。

まずは全装備。背面には、マットの端切れと折り畳みテーブル。ウエストベルトには、行動食や十徳ナイフなど。

画像23

画像24

画像25

ザックに取り付けた OMM のバックには、行動色や衛生用品。

画像26

パーゴワークスのパスファインダーには、録音機材、財布、モバイルバッテリー、耳栓など。

画像27

ザックの前(メッシュ)ポケットには、救急用品、ツェルト、録音用品、帽子、サングラス、サンダル、モンベルのバーサライトパンツ、ゴミ袋など。

画像28

ザックの横ポケットには、水筒、傘、トレッキングポール、三脚、マット(座布団としても使う)

画像29

ザック本体には、寝袋、ダウン上着、テント一式、クッカー一式、着替、水、食糧、ヘッドランプなど。

2泊予定だったので、行動食多めに持参しましたが、ちょっと多過ぎたかな……

画像30

今回は高速バスと路線バス、ロープウェイのセット券を活用しましたが、かなりお得かと思います。次は秋の千畳敷カールを見てみたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?