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【雲取山】 鴨沢〜三峯コース、テント泊

カレンダーを眺めると年内はまとまった休みがなく(積雪期は除外)、「行くなら今しかない!」と思い立ち選んだのが雲取山。以前、こんな記事を書いていまして……

あまり体力がないので(体重が51kgくらい)「次は福ちゃん荘かな」と、大菩薩嶺の地図も買ってあったのです。でも年内最後と思ったら欲が出てしまいましてね。

コースをどうするか問題

今回は交通の便の都合もあって、メジャーな鴨沢から入り三峯神社に下りました。「鴨沢より三峯神社からの方が、標高差が小さくて良い」という意見もあるのですが、私は「鴨沢→三峯神社」をオススメしたいですね。

それは、水場が多いから。しかも、美味しい!

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初めての山だったので念のため1.5リットルを持って行きましたが、今回は 500ml のペットボトルが空になる前に給水できたので、登りがキツいとしても運ぶ水の量が少なくて済むので、総合的に楽だと思うんです。まあ、夏場なら 1リットルは持っていたいですね。

それから、七ツ石小屋の存在。

小屋泊もテント泊も予約が必要ですが、いざとなったら泊まれる安心感。三峯神社から登ると、霧藻ヶ峰休憩所はあるものの平日は閉まっているし、白岩小屋は崩れかかっているので寝るのはチョット……トイレもできれば使いたくない雰囲気↓

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というわけで(まあ、再び鴨沢に下るほうが楽ではありますが)、異なるルートを歩きたいなら、「鴨沢→三峯神社」をオススメします。下山後に、興雲閣(三峯神の湯)の日帰り入浴もありますしね!(残念ながらコロナ禍で休止中でしたが、緊急事態宣言も解除されるようなので再開されることでしょう。事前にご確認くださいね)

御来光に感動

雲取山荘から山頂まで、ヘッドライトの明かりを頼りに歩くこと約20分……

この時はまだ星がきれいに見えていました。

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だんだんと夜が明け……

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雲海の向こうにはあの山が。

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日の出の瞬間は、YouTube で公開予定!

↓公開しました

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山頂〜山荘間の登山道には緑色のガイドロープがあるので、ヘッドランプでも迷うことはないと思います。天候よければ是非山頂へ!


装備リスト

【衣】finetrack速乾性下着(シャツ)、ステテコ風下着(パンツ)、tabio五本指ソックス、モンベルのYシャツ(綿50%程度)、Teton Bros.ブレスジャケット、finetrack撥水パンツ(ズボン)、100均軍手、mont-bellグローブ(予備)、ISUKA防水手袋(雨具)、帽子、patagoniaダウンフーディー(テン場用)、手ぬぐい、サングラス、mont-bellバーサライトパンツ(雨具兼防寒)、バラクラバ(就寝用)、マスク予備、ビーチサンダル(テン場用)

感想・反省点:16時、テント内17℃でダウンを着た。/18時でテント内14℃、ダウンパンツがあると快適と思う。もしくはダウンのテントシューズ。/Teton Bros.のブレスジャケットは快適。汗をかいて衣服が濡れても体温で透湿され乾いてしまうので、多少暑くても脱がない方が汗冷えしない。次は綿50%のシャツをメリノにするか?/靴下の丈が短すぎたかも。

ダウンパンツ、これとか↓

【食】水ペットボトル500ml、水袋480ml、浄水器、サーモス山専500ml、プラティパス(テン場用)、Trangiaアルコールストーブ、アルコール、EVERNEWチタンゴトク、ヘキサゴンストーブ(風防として)、snowpeakチタンマグ450、snowpeakスポーク、Cascade Wildテーブル、サーモスのスープジャーポーチ(収納およびフードコジーとして)、朝食(バナナ、コンビニおにぎり✕2、ゆで卵)昼食(mont-bellリゾッタ)、夕食(尾西のご飯半量+乾燥野菜+畑のカレー)、2日目朝食(袋ラーメン+乾燥野菜+魚肉ソーセージ)、行動食(多め)

感想・反省点:ヘキサゴンストーブにチタンマグが乗らないことを忘れていた。エスビットの方が良かった。/スープジャーポーチをコジーとして、ジップロックでラーメンを作ったが、スープが飲みづらい。/行動食をつい多めに持っていってしまう。少ないよりは良いが。/Cascade Wild のテーブルはあれば便利だが、どちらかというとフチのあるお盆の方が重宝しそう。/全種類制覇していないが、リゾッタに飽きてきた。ランチは行動食のみで通すのもありかな。

【住】

プロモンテVL-27、グランドシート、Thermarestリッジレスト・ソーライト(カスタム)、ナンガ寝袋、ツェルト・ピコシェルター(予備)、UCOレスシャイ(吊り下げランタン)、靴袋(ART SPORTのショップ袋、靴が夜露に濡れないようテント内に置く)

感想・反省点:ベース・ウェイトが10kgくらいだったが、もっと軽くしたい……となると、テントを軽くするしかないか。/携帯がほぼ圏外だったので、AMラジオがあると良いかな。

【その他ギア】

Kumo36(バックパック)、mont-bell日傘、mont-bellストック✕2、京セラTORQUE(YAMAP専用機兼予備)、ファーストエイドキット、ヘッドランプ(予備電池含)、十徳ナイフ、paagoworksパスファインダー、OMM拡張ポーチ、コンパス、地図、ボールペン、ミニノート、財布、温度計、折りたたみ三脚、レコーダー、ライター✕2、耳栓、携帯トイレ(緊急用)、トイレットペーパー、mont-bellガベッジバッグ、熊鈴、いつものiPhone、モバイルバッテリー、ほか

感想・反省点:いつも持っていく Petzl のヘッドランプを忘れていた。赤色LEDがあるので、テント場で重宝するのだが。/サコッシュ的に使うパスファインダーは便利だが大きすぎて邪魔でもある。OMM拡張ポーチのかわりにパスファインダーをKumo36に取り付ける?


旅程(コースタイム)

9/27 立川のビジネスホテルで前泊

9/28

0514 JR立川駅発

0625 JR奥多摩着

0635 西東京バス 奥09 鴨沢西行き

0710 鴨沢バス停着、軽朝食、トイレ

0725 登山開始

0800 村営駐車場、トイレ

0920 水場(水補給)

1000 堂所

1030 七ッ石小屋着、トイレ、甘酒を注文、水補給

1045 七ッ石小屋発

1115 ブナ坂着、昼食(リゾッタ半分)

1130 ブナ坂発

1300 奥多摩小屋跡

1345 小雲取山

1315 雲取山頂避難小屋、トイレ、リゾッタ完食

1320 雲取山山頂▲

1350 雲取山荘着

1400 テント場チェックイン

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1845 夕食

2000 就寝

9/29

0400 起床、軽食

0450 テント場発

0515 雲取山山頂▲

0535 御来光!

0540 下山〜テント場へ、朝食、荷造り

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フードコジーでラーメン作りに挑戦。

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0740 雲取山荘発(三峰神社方面へ)

0800 大ダワ

0845 芋ノ木ドッケ

0855 白岩山〜白岩小屋

0940 前白岩山

1030 お清平

1050 霧藻ヶ峰

1100 地蔵峠

1200 三峯神社

1230 西武秩父駅行きバス乗車

1350 西武秩父駅にて昼食

水など含めると、たぶん12kg程度になっていたであろう荷物。日帰り登山のようなペースで歩けていない感があったのですが、YAMAP 平均ペースを見ると「110-130% やや速い」となっていました。自分の登山レベルをイマイチ把握できていなかったのですが、「山と高原地図の中級」は問題ないかなと実感できたこともあり、登って良かったですね。いずれにしても、荷物はもっと軽くしたいなあ。


フィールドレコーディングもしたよ

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今回は、「その場で音をモニターせずに録る」遊びを。それなりに風に吹かれていると思いますが、さて、どんな音が録れているかな???

さいごに

携帯、ほぼ圏外と思っているくらいでちょうど良いです。なので、機内モードで過ごすが吉。

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