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録音家

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2019年7月の記事一覧

2019年6月、杉並区は下高井戸にあるスタジオ ピオティータで開催された、後藤早恵さんのチェンバロ・リサイタルより、J.S.Bach の BWV903 Chromatic Fantasia and Fugue(半音階的幻想曲とフーガ)をお届けします。

チェンバロの録音には通常、楽器に近接させたマイクロフォンを用いますが、録音研究のテーマに則って、ワンポイント・ステレオのみ。オーケストラ等を録ると

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台湾旅行 day-3

台湾旅行 day-3

朝食は饅頭大王へ。MRT松山新店線で北門駅から西門駅、4番出口。

野菜と豚肉入りワンタン(中=8コ) 130TWDを注文。日本のワンタンとは大違いで、大ぶりの餃子くらいなボリュームがある。

教訓:迷ったら「小」を注文せよ

おばちゃんに小皿(写真のもやし炒め)を勧められ、サービスと思って食べるもしっかり代金をとられる……しめて 160TWD成り。食事をする場所に活気があるって、中々好い。

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基音と倍音

基音が440Hzとすると、その倍音は880Hz、1320Hz……と整数倍。基音の2倍の(周波数の)倍音を二次倍音、3倍で三次倍音といいます。楽器なり声なりの基音は単純ではないので、その倍音もまた複雑。これが “音色” の特徴となります。

さて先日、初台の近江楽堂で、大城みほさんのうたと大谷環さんのギターを聴きました。近江楽堂は「ささやきの回廊」で有名なセントポール大聖堂と同じく、奏者から離れた壁

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