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アパートの家賃は値下げしてもらえる|交渉術をFPが解説

今回はアパートの家賃の値下げ交渉のしかたについて解説します。
日常の生活費の支払いの中で住居の家賃が占める割合は大きいのです。

家計の見直しは固定費から取りかかる
アパート家賃、生命保険、クルマ、スマホ

もし月額家賃を5,000円下げることができたなら、年間で6万円の支出減となりますから、家計のやりくりについて真剣に考えている人はぜひ取り組むべきテーマですよね。

この記事を読めば交渉の仕方がわかり、すぐに行動に移せます。


アパートの家賃は入居後も値下げ交渉が可能

家は古くなるほど価値が下がり、それにあわせて家賃も下げられるものと考えられます。大家さんからすれば、家賃を下げても入居者に長く住んでもらいたいものです。

同じ地域で間取りや築年数など、同等条件のアパートと比べて家賃が高い場合、あるいは空室が多い場合は交渉することで家賃を下げてもらえる可能性があります。

交渉先は、仲介してくれた不動産業者に話してみるのが一般的なルートですが、大家さんに直接交渉することもできます。


アパートの家賃を安くしてもらうためには根拠とタイミングが重要

まず周辺の相場を調べます。同じ地域で同じ間取り、同じくらいの築年数のアパートの家賃をネットで検索します。周辺の相場と比較して家賃が高い場合、または空室が多い場合は交渉の材料にすることができます。

また、周辺環境の変化

  • 商業施設が撤退した

  • 隣に大きな建物が建って日当たりが悪くなった

といったことも値下げの根拠として有効でしょう。

家賃交渉のタイミングは賃貸借契約の更新時期が適していますが、更新時期でなくても交渉することは可能です。賃貸市場の閑散期とされる5~9月が交渉を有利に進めやすいと考えられます。


アパートの家賃を安くするために交渉を行うときのポイント

家賃を現在の相場と同程度になるよう交渉します。大切なのは希望する家賃額を数字で伝えることです。「いくらでもいいから安くして」といった伝え方では交渉として成り立ちません。

また、不動産業者の担当者を味方につければ、交渉は進めやすくなります。丁寧な話し方で相談し、担当者の心象を良くしておけば、交渉を手伝ってもらえる可能性は高まるでしょう。決して横柄な態度はとらないことが大切です。

家賃の値下げに応じてもらえたら、新しい家賃額を書面で交わします。


まとめ:アパートの家賃は入居後も値下げ交渉可能!

今回はアパートの家賃を値下げするための交渉のしかたについて解説しました。家は古くなるほど価値が下がるため、それにあわせて家賃も下げられるはずです。地域や間取りなど、同等条件のアパートの家賃相場を調べて、同程度の家賃額になるように交渉しましょう。ポイントを押さえることで成功する可能性は高まります。

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