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本屋練り歩きでの再会と出会い

ここ数ヶ月の私の黒いモヤモヤの大半を占めている事柄だけど、今月も例に漏れず月のほとんどを県外出張でホテル暮らしに費やされている。出張自体へのモヤモヤや怒りに近いものはまた別話として、出張中はやらなければならない家事も出来ないし、部屋の中で出来ることも限られているので休みは専らねているか、散歩・本屋の練り歩きをしている。

そんな今日、出会った本はこちら、原田ひ香さんの「ランチ酒」。
正確には、昨日たまたまSNSで見かけて、noteでこの本の読書感想文を読み漁り、今日本屋で冒頭数ページを立ち読みして自分の肌に合う本かどうか確かめに来た。
祥伝社文庫は他社のよく耳にする文庫と比べるとマイナーどころに当たるらしく、文庫コーナーの隅の方にあり、探すのに少し時間を要した。

そんな中棚に収められているお目当ての「ランチ酒」を見つける手前で、平積みになっていて目に止まったのが「ほろよい読書」。
こちらは数ヶ月前に本屋練り歩きをしている時に偶然見つけ、その場で購入したものだ。内容としては5名の作家がお酒にまつわる人間ドラマを描いた短編小説集。この秋頃からどうも食べ物やお酒にまつわる本屋ドラマや映画を好んで見ることに拍車がかかっている。

そして私は気づいた。「ランチ酒」の原田ひ香さん、ほろよい読書の5名の作家のうちの1人じゃないか………。

「ランチ酒」をSNSで見かけた時は、探す情報源の1つとして作家名をインプットしたけれど、本屋で巡り会ってその場で購入した5名の作家については恥ずかしながら頭に入れていなかった。それにしても、何たる偶然か必然か!ほんの些細なことだけど、妙にテンションが上がってしまった。

そういうわけで、私は見事「ランチ酒」も購入。まだ読んでいないけれど、既に続編も既刊のようなので尚更楽しみだ。

また1つ本屋の練り歩きの楽しさを見つけてしまった。

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